隣 の 子 に 入り 浸 られ て ます。 政治でなく科学の視点を

水川あさみ、清原翔らが“愛”と“キョリ”をテーマにしたドラマに出演!「希望を込めた作品」

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出演者の水川あさみ、清原翔、渡邊圭祐、馬場ふみか、板垣瑞生、中尾暢樹が見どころなどについて語った。 結婚3年目の仲良し夫婦、フォトグラファーの青年、動画配信チャンネルNewTubeで人気の3人組という、同じマンションに暮らす男女6人が出会い、心を通わせていく。 夫婦共々、リモートワーク中心になった雑誌編集者の滝口美和 水川 と、映像制作プロデューサーの滝口彰 清原。 2人は変化する生活の中でも、日々を楽しみながら暮らしていた。 彰の日課は、人気3人組NewTuber「アンミナチャンネル」の配信動画を見ること。 元恋人同士のアンナ 馬場 とミナト 板垣 にショウ 中尾 を加えた3人組ユニットで、実は同じマンション、同じ階に住んでいる。 一方、隣の部屋に住むフォトグラファーの浅野千秋 渡邊 は、コロナ禍で仕事がなくなり、自宅マンションの屋上やベランダから写真を撮る毎日を過ごしていた。 見慣れた風景にも、新鮮な景色があり、千秋はささいな日常の中の美しさを切り取っていく。 そんなある日、千秋がいつものようにベランダに出ると、隣のベランダで花に水をやる美和が。 千秋はその姿に引き付けられる。 人と人が物理的に距離を取らなくてはいけなくなったけれど、人と人の心の距離は縮めていけたら、また違った新しい世界が見えてくるんじゃないかという希望を込めた作品でもあります。 変わりゆく日常の中に埋もれそうな、本当に大切な人や事柄、真実を見失わずに生きたいですね。 滝口彰役:清原翔コメント こういう状況ならではの、心の距離感や物理的な距離感が描かれているドラマです。 細かいところまでみんなで声かけしながら一致団結して撮影しました。 今だからこそ生まれたストーリーだと思いますし、あらためて生活を見直す良いきっかけにもなるドラマだと思うので、たくさんの方に見ていただきたいと思います。 浅野千秋役:渡邊圭祐コメント 自分たちの当たり前を変えなければいけなくなった日常を、マイナスではなくプラスに捉えた作品です。 人とのつながりが自分の生活を彩る大切なピースの一つだと、あらためて確認することができました。 皆さまの今ある環境に、こんなにも愛せるものがあるんだと気付けるきっかけになればうれしいです。 そんな中で、ちょっとしたときめきや心のつながり、思いやり、優しい言葉が心の栄養になるなぁと私自身、日々感じています。 このドラマで皆さんが、そんなちょっとホッとする、温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。 ミナト役:板垣瑞生コメント こんにちは、ミナトを演じます板垣瑞生です。 こんな状況になって、当たり前のことが当たり前じゃなくなったり、僕たちの常識が通じない世界にぶつかって、しっちゃかめっちゃかになりましたね。 今もなおその余韻は響いています。 「love distance」この作品は、さまざまな環境に巻き込まれていく今を描いたドラマです。 もちろん、人前でマスクは当たり前、近寄ることもできない。 そんな中で人は、人同士で何を見出せていけるのか、登場人物たちがこの環境の中どう進むのか、「こんなマンション行きたいな 笑 」と思ってもらえるような世界にしたいと思っています。 ショウ役:中尾暢樹コメント 見てくれた方たちを明るい気持ちにしたい!という、思いがあふれた作品です。 それぞれの気持ちが交差する中で、登場人物1人1人が一歩踏み込む勇気を見せてくれます。 僕が演じる「ショウ」は明るく見えるけど、気持ちを隠すのが上手で、本当は臆病な子です。 3人組の動画配信グループの1人で、撮影が始まったらどんなふうに3人の空気感が出来上がるのか、今から楽しみです。 演じる上で、しっかり核となる気持ちを持って演じていこうと思います。

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エクセル COUNTIF 関数:条件に一致するセルを数える

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冥きより 冥き道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月 心の迷いを仏教の教えで救ってほしいと書写山の性空上人に送った和泉式部の和歌である。 迷いの多くは、いやおそらくは全てが、見えないことが原因である。 生死を含めて未来は見えない。 また人の心は見えない。 他人どころか自分の心さえなかなか見えない。 未来については詩人のポール・ヴァレリーが見事に言い表している。 「湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく」。 従って未来を推測するためには、唯一垣間見える断片的な現在を眺めながら、少しは見えるようになっている過去から学ばなくてはいけない。 英国の歴史学者E. カーは「歴史とは、現在と過去との絶えざる会話である」と言っている。 科学は、通常の視力では見えない物質を次第に見えるようにしてきた。 放射線は、そのエネルギーを光に変えることで見えるようになった。 化学物質も、クロマトグラフィーや質量分析器で検出できるようになった。 病原微生物も、光学顕微鏡や電子顕微鏡、培養技術などで見えるようになった。 遺伝子でさえ、DNAやRNAの塩基配列がシーケンサーで見えるようになった。 病原体に対抗する生体の免疫反応も、抗体検出で見えるようになってきた。 そのように次第に恵まれてきた現代にあってさえも、科学情報が迅速に正しく分かりやすく、そして隠さないで伝えられない限り、心の不安が頭をもたげ、人々は不安・恐怖にさいなまれる。 その恐怖は、火山爆発・地震・津波・台風などの自然災害、気候変動、原子力発電所の事故、サリン事件、新型コロナウイルスなどの新興感染症、テロ、戦争、経済恐慌・不況などで露わになる。 それを少しでも減らせるのが、正しい知識・正しい情報である。 マスメディアは人々の不安を減らすべく期待されてきた。 しかし現実には、正しい情報が発信されず逆に不安を掻き立てていることが多い。 この稿では、不安・恐怖を減らすための情報の在り方について、そして我々が今その渦中にいる新型コロナウイルス感染症COVID-19について、歴史から学んでおきたい。 ヒト・コロナウイルス感染症 2020年4月7日、安倍晋三首相は非常事態宣言を発した。 非常事態宣言という言葉には、軍事体制下の戒厳令のような恐ろしさと緊張感が漂う響きがある。 WHO(世界保健機関)によってCOVID-19と名付けられたこの感染症はそれほど恐ろしいものなのだろうか? 非常事態を我慢した後に、COVID-19出現以前の社会に戻れる保証はない。 好むと好まざるとにかかわらず新たに出現する未知の世界に、我々は生きていかなくてはならないことを実感している。 この感染症流行は、21世紀型のパンデミックと言うべき、過去に見られなかった新しい特徴を持ち、人類に大きな影響を与えている。 我々は、意識せずして現在、世界史の転換点に立っているのだ。 コロナウイルスは、電子顕微鏡で見た姿がコロナ(王冠)の形をしていることから名付けられた。 いろいろな動物に、その動物特有のコロナウイルスが見つかっているが、ヒトにも今回の新型を含めて7種類見つかっている(表1)。 表1 ヒト・コロナウイルス 最初に見つかったのは1965年。 以後4番目までは全て風邪の原因になるウイルスだ。 風邪は症状の総称で、その原因になる病原体(ウイルスや細菌)は100種類以上もある。 皆自分が罹っている風邪の原因を意識すらせず、ただ「風邪」と呼んでいる。 1〜4番目のウイルスは名前さえ専門家以外には知られていないし、その存在を意識されることもなかった。 ところが、2002年から03年にかけて、大きな変化があった。 SARS(重症急性呼吸器症候群)の出現である。 これが5番目のヒト・コロナウイルスであった。 2002年11月、中国・広東省で第1号の患者が出た。 その後患者を診た広州市の医師が結婚式参加のために香港のホテルに滞在して感染を広げ、ホテルの宿泊客らがそれぞれの故国に帰って更に感染を広げた。 2003年2月末、ベトナムで患者の一人を診て、新しい型の肺炎と見抜いたのは、ハノイ駐在のWHO医官、イタリア人のカルロ・ウルバニだった。 この時初めて新しい病気であると認識され、SARSと名付けられた。 ウルバニ医師は自らも感染し、死亡した。 終息するまでの半年間に約8千人の患者が出て、約800人が死亡した。 致死率は約10%であった。 終息に成功したのは、WHOが出した香港と広東省への「緊急でない渡航の自粛」勧告であった。 この勧告にはWHO西太平洋地域事務局の当時の事務局長・尾身茂や、同感染症地域アドバイザー押谷仁など日本人スタッフの貢献が大きい。 WHOが初めて行った自粛勧告であった。 SARSが世界に驚愕を与えたのは、2002年3月にウルバニの熱心な説得でベトナム保健省がやっと公表に同意してからである。 しかし広州で原因不明の肺炎が起きているという情報は早くからWHOも把握し、中国に調査を打診したが、中国は拒否した。 新興感染症発生というニュースが広がることによる経済への悪影響を心配したからである。 新型肺炎であることが明らかになってからは調査をOKし、米国CDC(疾病対策センター)も協力した。 しかし発表・対策の遅れは致命的で、感染拡大を引き起こした。 もし極めて早期に新しい感染症の発生が報告され、調査・研究が進んでいたら、感染は広東省だけか中国国内でとどまっていた可能性がある。 中国国営メディアは当初、SARSのウイルスはコントロールできていると伝えていた。 中国人医師、鍾南山はそれを否定し、いち早く警鐘を鳴らした。 SARS終息後のインタビューで、鍾は「自分を抑えることができなかった。 だから、発言した」と語り、「SARSの英雄」とたたえられた。 一方、公衆衛生当局と政府高官は国民の信頼を失った。 言論と国家統制が厳しい中国で医学者の心に忠実であった鍾南山の勇気を何人の医師が持てたのであろうか? アジア開発銀行によれば、SARSによる経済的損失は中国を中心にアジア地域で3兆4千億円と推計されている。 感染症の発生を隠すのは大変なマイナスであるという認識が世界に広まった。 感染症対策には早期発見・早期対応が重要であることが共有されるようになった。 6番目は2012年に発見されたMERS(中東呼吸器症候群)である。 サウジアラビアのラクダからヒトに感染したが、もともとはSARSと同じようにコウモリのウイルスと推測されている。 2015年、サウジアラビアを訪れた韓国人が、帰国後に韓国で広げて多くの感染者と死亡者を出した。 韓国はサウジアラビアからの入国者を検疫していた。 この感染者は韓国からバーレーンに入国し、カタールから帰国したためフリーパスだったが、滞在中にサウジアラビアも訪問していた。 検疫で中東全域の訪問者をマークしていれば発見されていたはずである。 新興感染症の難しさだが、検疫は網を少し広めに張った方が有益であろう。 韓国はこれ以降、感染症対策に敏感になり、PCR検査の設備や対策人員を強化した。 それがCOVID-19対策に役立った。 2020年1月31日時点で、MERSの感染者は2519人、死者866人で、致死率34. 4%とSARSよりはるかに高い。 ラクダを飼っている中東諸国では少数例ながらMERSは続いている。 そして、2019年発生のCOVID-19が7番目である。 これら七つのヒト・コロナウイルスを病原性の強さで分類すると、肺炎を引き起こす強毒性は毒性の順にMERS、SARS、COVID-19の3種であり、風邪を引き起こす弱毒性は4種である。 COVID-19 2019年12月にCOVID-19の第1例が中国・湖北省武漢市に現れた。 12月末になって、武漢市中心医院の艾芬(アイ・フェン)医師は原因不明の肺炎を発症した患者のウイルス検査報告書をスマホで撮影し、「SARSコロナウイルス」の文字に印をつけた写真を同僚に送信した。 これが新型肺炎発見の最初である。 同病院の眼科医李文亮ら医師仲間8人と、「これは新しい肺炎(7人の患者発生)」とSNSで注意を喚起した。 李は「デマを流し、世間を騒がせた」と警察に呼び出され、他の7人も病院の上司から「家族にも話すな」と厳しく沈黙を守らされた。 武漢では感染爆発と医療崩壊が起き、中国政府は1月23日から武漢市を封鎖した。 SARSの教訓が生かされず、発生が隠蔽された。 情報発信と対策が遅れ、急速な感染拡大を呼ぶことになった。 李文亮は、自らも感染して死亡した。 SARSの場合のウルバニと同じことが起きた。 WHOは遅ればせながら1月30日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。 我が国では、2月に乗員・乗客約3700人の英国船籍、米国の船会社が所有するクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に着岸した。 COVID-19患者を香港で下船させた後で、乗員・乗客の上陸を禁止し、船内で隔離を行った。 世界初の経験で、700人以上の感染者と10人以上の死者を出した。 外国からは、日本が新型ウイルスを培養・増殖させているとさえ非難された。 その後、感染がヨーロッパ、中東、米国、南米、アフリカ、オーストラリアまで拡大し、WHOは3月にパンデミックと認定した。 患者数は刻々と増加し、WHOによると4月23日現在、世界の200以上の国・地域に及び、感染者254万人、死者17. 5万人、致死率6. 9%で、全く終息の気配は見えない。 第2次世界大戦後で、最大の世界的惨禍であると言われることになった。 当初感染者の大部分を占めていた中国や韓国は、強硬な封鎖やIT技術による監視体制で拡大を抑えた。 一方で、先進国で医療レベルも高いと思われていたイタリア、スペイン、フランスなどのヨーロッパ諸国と米国で急拡大した。 米国では当初、トランプ大統領はCDCのCOVID-19対策についての勧告を軽視し続けた。 ところが、3月に入ってニューヨーク州を中心に感染が急速に拡大し、世界最大の感染国になった。 最初の患者報告からわずか3カ月後の4月23日現在、感染者約80万人、死者約4万人、致死率5. 0%となった(WHO)。 アフロアメリカンやヒスパニックなどの経済弱者に被害が多く出ている。 医療機関へのアクセスが悪いことに加え、栄養状態が悪く、持病を多く抱えて治療が十分でないこと、住宅事情の悪さ(過密さ)が関係している。 トランプ政権になって経済第一主義に変わり、健康福祉費が大幅に削られてCDC予算が減少し、機能低下したことがCDCの弱体化の背景にある。 4月18日には早くもトランプ大統領は経済活動の再開を唱え、一部の州で経済活動が再開された。 これによる感染の再拡大が大変気になる。 ヨーロッパでの拡大の背景には、EUの存在がある。 感染症拡大の原因は、古代から変わらず人の移動であるが、国境がほとんどなくなったEUでは患者も容易に国境を越えて広がった。 SARS・MERSが早期に抑制できた理由は、患者が必ず症状を出すからであり、症状のある人を集中的に隔離治療することで抑えられた。 COVID-19の厄介なところは、明確な症状を出す患者が感染者のわずか20%しかいないことで、残り80%を確実に見つけ出すことができないところである。 症状のない人たちの移動が感染を広げることになった。 ペストが変えた社会 ペストは現在まで3回の世界的流行があった。 中でも、第2回の1347〜51年の大流行は、黒死病として知られ、推定で最大7500万人の死者が出た。 ヨーロッパの人口の3分の1から2分の1が減少したと言われ、社会に多大な影響を与えた。 現在と比べて人口は少なく、生産力も低く、移動手段も遅く、情報伝達も限られていた。 変化は数世紀にわたってゆっくり起こり、最終的に中世から近世への移行という歴史的な社会構造の変化をもたらした。 (1)教会の権威失墜 当時は医療も教会が担い、実際の担当者は神父であった。 しかし、ペストに対しては全く無力であり、教皇の祈りもまた無力であった。 教会・教皇の権威は失墜し、1415年のヤン・フスの焚殺やマルチン・ルターの1517年に始まる宗教改革の源は、ペスト流行にあった。 (2)固有文化の尊重 カトリック全盛時代のヨーロッパの公用語はラテン語であった。 ラテン語の読み書きができない民衆は低く見られていた。 教会の権威が失墜して、民衆は自分の言語を使用し始めた。 イタリアのボッカチオが書いた「デカメロン」(1348〜53年)や、イギリスのチョーサーが書いた「カンタベリー物語」(1387〜1400年)は母国語で書かれた初めての本である。 マルチン・ルターはラテン語・ヘブライ語・ギリシャ語などの古典言語で書かれていた聖書を母国語のドイツ語に翻訳した。 聖書の国語化の始まりである。 (3)近代医学の夜明け 教会の医療行為は全く無力で、教皇クレメンス6世は感染の原因を明らかにする目的で死体の解剖許可を与えた(1348年)。 これがベサリウスの「解剖書」(1543年)の発行につながり、近代医学もここから始まったと言える。 ベネチアで、船の上陸を港外で40日間待たせる検疫も始まった(1377年)。 検疫quarantineの語源はベネチア方言で40日を意味する。 (4)産業構造の変化 ペストによる人口減少は 荘園制を支えていた農奴にも及び、荘園制が揺らいだ。 賃金制の小作農に変わり始め、賃金をもらう労働者を生み、後世の産業革命へと繋がっていく。 また、荘園制から人手のいらない放牧への転換も行われた。 中東で紅海・地中海貿易を押さえていたエジプトのマムルーク朝(1250〜1517年)もペストの影響で衰退し、地中海貿易の主役がベネチアなどに交代した。 (5)ユダヤ人の迫害 イエスを売ったユダヤ人への憎しみは、キリスト教の広がりと共にヨーロッパに広がった。 ペスト流行時も、ユダヤ教の戒律を厳格に守っていたユダヤ人の感染は少なく、死者も少なかった。 民衆は、「毒をまいた」犯人捜しをし、「ユダヤ人だ」という風説を拡大してユダヤ人を大量に虐殺し、彼らの財産を奪った。 ユダヤ人たちは東欧のポーランドやリトアニアなどに逃げた。 20世紀になってナチスドイツでさらに過酷さを増したユダヤ人迫害だが、この時に顕在化している。 歴史を変えるパンデミック 今回のCOVID-19も歴史を変えるパンデミックであると思われる。 ペスト時代の1世紀の変化は、現在では1年のスピードで起きる。 (1)国境を越える感染症 COVID-19流行の背景こそ、21世紀的である。 モノ・ヒト・カネ・情報の大量・迅速な移動がそれである。 モノの動きは年々加速しているが、「中国へ」と「中国から」の両方向の動きは、「一帯一路」以降特にすさまじい。 ほとんど世界経済を動かすところまで来ている。 発生が中国だったことが、初期の情報隠しとその後の世界経済への多大な影響へと結びついている。 世界から日本を訪れた人も2019年は約3200万人、日本から出国した人が約2千万人もいる。 情報の速さと量は言うまでもない。 歴史上、感染症はすべて人の動きと連動して拡大、移動している。 現在では世界のどこで起きた感染症でも、航空機の発達で24時間以内に世界のどこにでも到達できる。 感染症には潜伏期が必ずあるが、移動のスピード化によって症状のないうちに国境を楽々と越えるようになった。 (2)勤務形態の変化 外出自粛や都市封鎖の余波で、在宅勤務が広がり、インターネットを使ったオンライン(web)会議が瞬く間に普及した。 オンライン診療、オンライン面接、オンライン授業も広がるだろう。 キャンパスのいらない学校も出てくるだろう。 製造業では自動ロボット化が加速する。 出社しなければできない契約・出勤簿などの押印という伝統作業も、早晩消えるのではないか? 通勤中の感染を減らすため、今まで掛け声だけで進んでいなかった時差出勤やフレックスタイム勤務も普及した。 (3)情報・感情・不安の世界化 インターネットの普及で情報は世界化していたが、さらに日常生活も世界化が進んだ。 パリ、ロンドン、ベネチア、ニューヨークなどの見慣れた光景が、都市封鎖・外出禁止で無人化した光景に代わり、かつそれが自分の隣にあるような錯覚が生じた。 不安感の世界化である。 世界は今、不安の感情で一体化して、未経験の不思議な感情の恐慌に陥っている。 (4)国際協調よりも自国優先 世界的なパンデミックは、世界の英知や技術を結集して対策に当たらなければ解決しない。 それに気がついた人類は第2次世界大戦後に国連を発足させ、WHOを設立した。 結核・AIDS・マラリア・SARSなどの感染症対策、栄養改善、禁煙運動など人類共通の健康問題に対してWHOは大きな貢献をしてきた。 しかしCOVID-19で自分自身や自国民への危害が近づいてくると、国民は自身の防衛、国家は自国優先に走り始めた。 国境閉鎖、物資の国内優先使用などである。 マスクの個人的な奪い合いや買い占め、国家によるマスクや医療器具の買い占めさえ始まっている。 イギリスのEU離脱やアメリカファーストを唱えるトランプ大統領による自国の利益最優先の姿勢がこの傾向を加速させた。 トランプ大統領は、WHOへの拠出金を停止するとさえ言い始めた。 (5)経済恐慌の恐れ ペスト時代に起きたように、既に世界的に長引く経済不況が起きているし、今後さらに大きな影響が出る可能性が大きい。 経済的な大打撃はSARSの比ではない。 数十倍か100倍にも及ぶと予想される。 経済不況は1年では終わらず、少なくとも3年は続くと思われる。 定期的に起きる新興感染症 21世紀の20年間に、WHOが「新興感染症」と呼ぶものの流行がおよそ2. 5年ごとに起きているが、近年はその間隔がさらに短くなっている(表2)。 表2 21世紀の新興感染症(太字はコロナウイルス) ヒトの感染症の原因は、分かっている限り80%が動物由来である。 そしておそらく分かっていないものも含め、すべてが動物由来だろう。 資源探索・自然開発・食糧増産・人口増大・観光などで、ヒトが今まで踏み入れたことのない地域に入り、動物との接触機会が増えることで動物が持っていた感染症がヒトに入るようになってきた。 このうち日本に入ってきたのは新型インフルエンザと今回のCOVID-19の2回である。 日本では10年に1回と思われているが、世界を見渡せば2. 5年に1回以上起きている。 つまり新興感染症は人類の続く限りいつでも起きるものである。 肝に銘じて、常に備えなくてはならない。 小火(ぼや)が起きる度に、消火器を持ってあちこち消しに行くのではなく、防火システムを完備する必要がある。 最低限重要な備えの一つ目は、現状や対策について権威ある組織の専門家が迅速で丁寧に、透明性のある情報を一カ所から発信すること。 二つ目は、起きてからではなく常に起きることを前提に恒常的な組織で問題点を研究し対策を立てることである。 ジャーナリストも小火の記事を追いかけ振り回されるのではなく、防火システムの完備を目指して大きな視点で本質的な問題を取り上げ、分かりやすく、かつ長期的に取り上げてほしい。 感染症対策は、地球温暖化、テロ、核戦争、自然災害などと同じようにリスク管理の対象だ。 賢く柔軟に備えたい。 すべての生物(動物、植物、細菌、古細菌)の目標は極めて明らかで、自分の遺伝子をいかに残すかの一点である。 生物と無生物の間にいるウイルスも目標は全く同じで、自分の遺伝子を残すことである。 毒性の強いウイルスであると自分が感染した宿主を殺してしまい、それに伴って自分も死に、自分の遺伝子を残せなくなる。 賢いウイルスは宿主を殺さずに子孫を広げようとする。 COVID-19はその意味で大変賢い。 逆に宿主に選ばれてしまったヒトから見れば、大変厄介なウイルスである。 このウイルスへの対策に当たっては、ウイルスの戦略を知り、それに効率よく対抗する以外にはない。 単なる思いつきや、何が何でもオリンピック開催とか、政権の支持率を上げて次の選挙に勝つためとか、経済に打撃を与えないためとか、人間側の事情を最優先してはいけない。 そこを間違えれば必ずウイルスからしっぺ返しを食うことになる。 政治が科学の上に立ってはいけない。 この認識が、特に、為政者に必要である。 ジャーナリストも、人間側の事情を言い募る為政者の言い分に追随することなく、科学の立場に立って質問したり、批判したりすることを期待したい。 暗い状況の中にあるとはいえ、ピンチの今は逆に、チャンスの時代でもある。 後世、この時代が世界史を変えたパンデミックと言われるであろう。 発表吟味できる記者を 過酷な状況にある人々の不安を減らすものは確かな情報であり、不安を掻き立てるものは不確かな情報・デマである。 現在のマスメディアにあっては、多くの意見や見方が提供されて百花繚乱である。 意見の多様性は望ましいが、人は正確で地味な情報よりも、誇張された派手な情報を好む。 商業誌・雑誌や商業テレビはどうしても購買数や視聴率に振り回されて派手に誇張しがちである。 時には確かめもせず虚報を加えることさえある。 意図して誇張やデマを振りまくのは論外であるが、善意または無意識の誇張であっても、不安をあおる働きをする。 例えば、新型インフルエンザ、新型コロナウイルスなどの「新型」命名である。 今までにない全く新しいものという響きがあり、これが人々の恐怖を増幅している。 新型インフルエンザでは、最初の患者グループとされた大阪と東京の高校が非難され、生徒は制服を着られなくなり、制服のクリーニングさえ拒否された。 今回も外国で中国人や日本人が「コロナ」と指さされて嫌われ殴られることさえあった。 感染者、医療従事者やその家族でさえ嫌われた。 これは見えないウイルスに対する人々の恐怖心の裏返しである。 恐怖をなくすべく機能することが求められているマスメディアが無意識に恐怖心をあおる側に回ってはならない。 新型インフルエンザ発生時、インフルエンザ研究の第一人者の喜田宏さんが、「これはインフルエンザなんですよ、インフルエンザの対策をすれば良いのです」と言われたのが印象的である。 今回も「新型」の名前がなければこれほどの恐怖感を与えていないだろう。 SNSで「材料を中国に頼っているのでトイレットペーパーがなくなる」と言った人がいて、トイレットペーパーが店頭から消えた。 マスメディアはドラッグストアなどでトイレットペーパーの棚が空になっているのを執拗に映し(当然その方が視聴者にはインパクトがある)、買い占めの加速をあおった。 トイレットペーパーの製造を丁寧に追い、少しでも不安を和らげるべきであった。 科学ジャーナリズムは難しい。 科学を正確に分かりやすく伝えることに皆が慣れていない。 科学者も正確ではあっても皆が分かるようには伝えられない。 どこの雑誌・新聞社やテレビ局でも、科学的事件のほとんどを素人の記者が担当し、表面的な理解だけで取材する。 しかも他社に勝つためにできる限り派手に誇張して伝えようとする。 「大変です」「日本はどうなるのでしょう」。 読者・視聴者に与えられるのは不安感だけである。 現状では政府などの発表に対して情報を吟味することなくそのまま流しているが、吟味し、深く掘り下げて真実に迫ることこそ、本来のジャーナリズムの役割である。 そのためには、日頃の勉強が欠かせない。 なんでもインターネットで情報が入る時代に独力で探り当てる必要性が薄くなっているが、自分で確かめて情報を探し出してほしい。 もちろんこれはジャーナリストだけの問題ではなく、現代人に共通する問題なので根が深い。 今回の非常事態宣言の本質を突いてほしい。 外出自粛の目的は何か? 感染拡大を防ぐためであることは誰もが理解している。 問題はこの先である。 この2点に触れたマスメディアはほとんどない。 正確な情報を分かりやすく伝えるジャーナリストが欲しい。 感染症対策と同じで日頃から訓練していなくてはできない。 我が国の未来はそのようなジャーナリストの育成・成長にかかっている。 同号の特集は「自粛列島」です。

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男性が好きな人にとる態度8つ!職場でもバレバレな好きサイン

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出演者の水川あさみ、清原翔、渡邊圭祐、馬場ふみか、板垣瑞生、中尾暢樹が見どころなどについて語った。 結婚3年目の仲良し夫婦、フォトグラファーの青年、動画配信チャンネルNewTubeで人気の3人組という、同じマンションに暮らす男女6人が出会い、心を通わせていく。 夫婦共々、リモートワーク中心になった雑誌編集者の滝口美和 水川 と、映像制作プロデューサーの滝口彰 清原。 2人は変化する生活の中でも、日々を楽しみながら暮らしていた。 彰の日課は、人気3人組NewTuber「アンミナチャンネル」の配信動画を見ること。 元恋人同士のアンナ 馬場 とミナト 板垣 にショウ 中尾 を加えた3人組ユニットで、実は同じマンション、同じ階に住んでいる。 一方、隣の部屋に住むフォトグラファーの浅野千秋 渡邊 は、コロナ禍で仕事がなくなり、自宅マンションの屋上やベランダから写真を撮る毎日を過ごしていた。 見慣れた風景にも、新鮮な景色があり、千秋はささいな日常の中の美しさを切り取っていく。 そんなある日、千秋がいつものようにベランダに出ると、隣のベランダで花に水をやる美和が。 千秋はその姿に引き付けられる。 人と人が物理的に距離を取らなくてはいけなくなったけれど、人と人の心の距離は縮めていけたら、また違った新しい世界が見えてくるんじゃないかという希望を込めた作品でもあります。 変わりゆく日常の中に埋もれそうな、本当に大切な人や事柄、真実を見失わずに生きたいですね。 滝口彰役:清原翔コメント こういう状況ならではの、心の距離感や物理的な距離感が描かれているドラマです。 細かいところまでみんなで声かけしながら一致団結して撮影しました。 今だからこそ生まれたストーリーだと思いますし、あらためて生活を見直す良いきっかけにもなるドラマだと思うので、たくさんの方に見ていただきたいと思います。 浅野千秋役:渡邊圭祐コメント 自分たちの当たり前を変えなければいけなくなった日常を、マイナスではなくプラスに捉えた作品です。 人とのつながりが自分の生活を彩る大切なピースの一つだと、あらためて確認することができました。 皆さまの今ある環境に、こんなにも愛せるものがあるんだと気付けるきっかけになればうれしいです。 そんな中で、ちょっとしたときめきや心のつながり、思いやり、優しい言葉が心の栄養になるなぁと私自身、日々感じています。 このドラマで皆さんが、そんなちょっとホッとする、温かい気持ちになっていただけたらうれしいです。 ミナト役:板垣瑞生コメント こんにちは、ミナトを演じます板垣瑞生です。 こんな状況になって、当たり前のことが当たり前じゃなくなったり、僕たちの常識が通じない世界にぶつかって、しっちゃかめっちゃかになりましたね。 今もなおその余韻は響いています。 「love distance」この作品は、さまざまな環境に巻き込まれていく今を描いたドラマです。 もちろん、人前でマスクは当たり前、近寄ることもできない。 そんな中で人は、人同士で何を見出せていけるのか、登場人物たちがこの環境の中どう進むのか、「こんなマンション行きたいな 笑 」と思ってもらえるような世界にしたいと思っています。 ショウ役:中尾暢樹コメント 見てくれた方たちを明るい気持ちにしたい!という、思いがあふれた作品です。 それぞれの気持ちが交差する中で、登場人物1人1人が一歩踏み込む勇気を見せてくれます。 僕が演じる「ショウ」は明るく見えるけど、気持ちを隠すのが上手で、本当は臆病な子です。 3人組の動画配信グループの1人で、撮影が始まったらどんなふうに3人の空気感が出来上がるのか、今から楽しみです。 演じる上で、しっかり核となる気持ちを持って演じていこうと思います。

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