手 根 管 症候群 サポーター。 手根管症候群の自然療法 — みんな健康

手根管症候群の治療法やリハビリとは?症状や原因と合わせて説明します。

手 根 管 症候群 サポーター

この記事の目次• 手根管症候群とは? 手根管症候群は冒頭で述べたように、指先の神経が圧迫されることで起こります。 手には正中神経と呼ばれる神経が通っています。 これは腕の中心を走り、手首から枝分かれして、親指、人差し指、中指に接続されています。 正中神経はこれら指の筋肉の動きを司っています。 そのため、手根管症候群の症状の特徴として、この3つの指を中心に症状がみられます。 薬指、小指には痺れはみられないのですね。 症状が進行するとこの3つの指のほか、薬指の中指側半分まで痺れが広がります。 症状の発症は明け方に多く、朝の目覚めとともに痺れを感じるでしょう。 手根管症候群の症状 手根管症候群の主症状は手の痺れ。 親指、人差し指、中指に見られることが特徴です。 そのほか、手のこわばり、痛みなどが起こります。 生活に支障が出ることもあり、精神的にも辛いでしょう。 痺れやこわばりは手を振ったり、指の曲げ伸ばしをすることで解消されることが多いです。 ただ、一時的な症状の改善であり、病気が治ったわけではありません。 そのため、毎朝手を振り、症状を和らげているというような習慣的に症状が見られるようであれば、注意が必要でしょう。 症状は悪化し、慢性化することもあるので、早めに病院へ行くことをオススメします。 症状の悪化 手根管症候群が悪化すると以下のことが起こります。 強い痺れ 今まで手を振って痺れを解消していたものの、それが難しくなることがあります。 痺れが持続し、強くなってくるのですね。 この段階では自身でどうにかするというのは難しいでしょう。 OKサインができなくなる 親指と人差し指をくっつけ、丸をつくるいわゆるOKサインができなくなります。 こわばりが進行し、指そのものの柔軟性が低下してるためです。 細かいものが掴めなくなる 裁縫といった細かい作業ができなくなります。 また、物を持ちにくくなり、日常生活に支障をきたすこともあります。 手が少しずつ使えなくなるため、早急な対応が必要です。 症状の悪化は明らかなQOLの低下を招きます。 寝ても起きても手の痺れに悩まされますから、精神的にも大きな負担となることがあるでしょう。 症状が悪化する前に病院へ行く、というのはどんな病気にも共通することです。 症状を放置したままにするのではなく、早め早めの行動を心がけるようにしましょう。 手根管症候群の原因とは? 手根管症候群は先ほど述べた正中神経が手の付け根にある手根管というトンネルに圧迫されることで発症します。 この手根管に炎症が起こると、腫れ上がり、圧迫してしまうのです。 手根管とは手の関節にある手根骨という骨と、横手根靭帯という靭帯に囲まれた、伸縮性がないトンネル状の組織のことです。 神経を抑える役割をしているのですね。 正中神経は3つの指を動かす神経の1つですが、手根管の中にはそのほか腱も走行しています。 これらは絶えずスムーズに動き、指の運動をサポートしています。 一方で、どうしてこの手根管が正中神経を圧迫してしまうのかについては、詳しい原因はわかっていません。 しかし、以下の人に多いことがわかっています。 更年期の女性 更年期の情勢に手根管症候群は好発します。 これは更年期特有のホルモンバランスの乱れが原因といわれています。 更年期障害を併発しているようであれば、手の痺れにも注意を払った方がいいかもしれませんね。 更年期は手根管症候群のほか、体に様々な変化が訪れます。 また、精神のバランスが乱れるということもあり、本人はもちろん、周囲の人も気を配ってあげることが大切です。 妊娠期の女性 更年期の女性と同じく、妊娠期の女性もホルモンバランスが崩れやすくなっています。 メカニズムは分かっていませんが、やはり手根管症候群を発症しやすいといわれています。 妊娠期は環境の変化をなるべく一定に保ってあげることが大切です。 それは病気のこともそうですが、お腹にいる胎児にも気を配る必要があるからです。 怪我 手首の骨折などの怪我を起こした場合、正中神経が圧迫され、手根管症候群となることがあります。 手根管が神経を圧迫するわけではありませんが、痺れを感じるようであれば一度病院へ行くようにしましょう。 手の使いすぎ テニスのようなラケットを使うスポーツをしていたり、仕事で手を使ったりする人にも手根管症候群はよくみられます。 これは単純に手の使いすぎが原因と考えられています。 透析 透析とは人工的に血液ろ過を行う治療。 この過程でアミロイドという物質がろ過されず、靭帯に沈着し、手根管症候群を発症するといわれています。 腫瘍によるもの ガングリオンと呼ばれる良性の腫瘍が神経を圧迫することもあります。 これは脂肪のかたまりのようなもので、体に悪影響を及ぼすことはありません。 しかし、症状が強い場合は摘出してしまうことがあります。 間違えやすい原因 手根管症候群の診断ではしばし誤診されてしまうことがあります。 手の痺れは遠く離れた首にあると言われ、首の治療をしてしまう。 しかし、症状が改善されないということがあるのですね。 もちろん、1つの可能性として首に原因があることもあるのですが、症状が一向に改善されない場合は、やはり手を疑うことが必要でしょう。 年齢や体の状態等、総合的に判断する必要があります。 手根管症候群の治療法 手根管症候群では症状の程度に合わせて、以下の治療法を行なっていきます。 ステロイド薬の注射 症状が軽度であれば、手根管の炎症を抑えるためにステロイド剤を注射します。 これにより炎症を抑え、神経圧迫を改善することが期待できます。 ステロイド剤は抗炎症薬として有名な薬です。 手根管症候群に限らず、あらゆる病気に使用されている薬剤なので、安心して使用することができるでしょう。 保存療法 過度な手の動きによって、手根管の腫れが悪化することがあります。 そのため、専用のギブスやテーピング等によって手を固定し、これ以上負担がかからないようにする方法がとられます。 保存療法ではとにかく手を動かさないこと。 人によっては夜間だけ固定することもありますが、一方で1日中固定し続けるという人もいます。 治療中は安静にするようにしましょう。 手術 ステロイド薬や保存療法で症状が改善されない場合は、手術を行います。 手術では神経を圧迫しているトンネルを切開し、圧迫を解放します。 切開術のほか、内視鏡手術があります。 内視鏡手術は手への負担が少なく、手術時間も短いことが特徴です。 手術の段階ではかなり症状が悪いことが予想されます。 それは症状を放置しすぎたり、手に負担をかけすぎた結果なのかもしれません。 症状が悪化するまで放置することのないようにしてくださいね。 手根管症候群の診断 手根管症候群では3つの指に痺れがあるという症状で病気を疑いますが、他の指の病気と区別するために以下の検査をすることがあります。 ティネル兆候 手のひらの付け根を尖ったもので叩くと、痺れが指先まで響きます。 ジーンというような感じですね。 これをティネル兆候といい、手根管症候群の診断基準の1つとされています。 ファレンテスト 両手の甲を合わせ、手首を内側に曲げます。 この際、親指、人差し指、中指に痺れを感じるようであれば、手根管症候群の可能性を疑うことができます。 これをファレンテストといいます。 生活の中の違和感 症状の部分でも述べましたが、手根管症候群を判断する生活上の症状について詳しくみていきましょう。 以下のような症状がみられるようであれば、病気の可能性があります。 筆記具を持てなくなる• 皿洗いができなくなる• 箸が持ちにくくなる• 鍵をかけにくくなる• コップを持つことが難しい• タオルを絞ることができない• 夜間に熱くなるような痛みを感じる これらは日常の些細な動作ですよね。 しかし、その些細な動作さえできなくなってくると、症状が悪化していることが考えられます。 生活そのものが億劫になることもあるでしょう。 指が動かしにくくなることを年のせい、と自己判断しないようにしましょう。 手根管症候群を疑ってみてください。 そして、悪化する前に病院へ行くことをおすすめします。 手根管症候群になってしまったら? 手根管症候群は原因がよくわかっていない病気の1つです。 しかし、だからといって焦る必要はなく、きちんと対処して行くことで、症状を改善できるでしょう。 病気になってしまった時、まずすべきは病院へ行くことです。 単なる手の痺れと自己判断するのではなく、これはおかしい、と思って行動することが大切です。 継続的に痺れが出ている。 毎朝手の痺れに悩んでいる。 だんだんと細かいものをつまめなくなってきた。 このように症状がいつまでも続いているようであれば、すぐさま病院へいくようにしましょう。 一方で寝相の悪さが手の痺れを起こすということがあります。 これは体が腕を上から圧迫してしまい、手の神経や血流が止まることで起こります。 このようなケースでは症状が一時的で、過度に心配する必要はありません。 さて、病院での診断ののち、治療を開始していきますが、個人としてできることはなるべく負担をかけないことに尽きるでしょう。 それは日常の動作をなるべく制限して、生活するということです。 料理や掃除、皿洗いといった家事はなるべく最小限に留めて、手を休ませるようにしましょう。 今ではスマホをいじる人も多いかと思いますが、こちらの操作も控えた方がいいかもしれませんね。 手根管症候群は安静こそ治療です。 手に負担をかけないこと。 そうすれば、体が自然と手の状態を回復してくれるのです。 反対に手に負担をかけてしまえば、それだけ症状は悪化し、長引いてしまうのです。 サポーターやテーピングを駆使する 手の固定においてサポーターやテーピングは非常に効果的です。 病院でも治療の一環として、これらを使うこともあるでしょう。 早急に回復させるためにとても大切な物です。 サポーターやテーピングの目的は大きく2つあります。 1つは患部の固定。 手根管症候群では手を動かすことそのものが症状悪化を招くので、固定することは治療において必要不可欠です。 もう1つが患部への負担の軽減です。 何かがぶつかったり、ふとした動作の際、患部にかかる負担を減らしてくれるのですね。 これらにより、症状回復を期待することができます。 無理は禁物 患部を固定したからといって、安心することはできません。 よく、サポーターをつけたからテニスができる、という人がいますが、これでは症状が悪化してしまいますよね。 いくらサポーターといえど、強い衝撃を軽減することは難しいからです。 手根管症候群ではこれら装具と合わせて、安静にすることがポイントです。 反対にサポーターをつけていても、手に負担がかかるようであれば、それは全く意味がありませんよね。 過度にサポーターを信頼するというのは、間違った意識でしょう。 サポーターはあくまでサポートするだけ。 テーピングも同様です。 体を休ませて、回復に専念する必要があるのです。 治療中はきちんと安静にするようにしましょう。 手が痛くなる他の病気 手根管症候群のように手が痺れたり、こわばりを生じさせる病気は他にもあります。 具体的には以下の病気があげられます。 腱鞘炎 最も身近な手の病気といえるでしょう。 手にある腱鞘という部分の炎症です。 腱鞘は手の腱を収める部位で、トンネル状の形をしています。 ちょうど鞘のような働きをしていて、腱のスムーズな動作をサポートします。 主症状は手首の痛みです。 動作時に強い痛みを感じ、動作をすることが難しくなります。 痺れを感じることはあまりありません。 生活で不便を感じることが多くなるでしょう。 腱鞘炎の一般的な原因は手の使いすぎ。 具体的には長時間のパソコンの使用、料理人、手を使う職人さんなどがなりやすいといわれています。 手に負担がかかり続けることがきっかけとなるのですね。 腱鞘炎では手術をすることは稀で、基本的には保存療法で治療をします。 ギブスなり包帯なりを患部に巻き、一定期間安静を徹底します。 うごしてしまうと治療期間が延びるので注意が必要です。 TFCC損傷 聞きなれない名前ですが、テニスをしている人に好発する症状です。 手の外側の靭帯や筋肉に損傷が起こり、痛みを発症します。 手の反り返りによって、これら部位を痛めてしまいます。 腱鞘炎と異なるのは手の外側に痛みが集中するということ。 また、手根管症候群のように指先の痺れもみられません。 テニスをしていて、手の外側に痛みを感じるようであれば、それはTFCC損傷の可能性があるでしょう。 治療は腱鞘炎と同様に保存療法がメインです。 患部を固定し、一定期間安静にします。 もちろん、テニス等のスポーツは中止し、治療に専念します。 キーンベック病 手首の骨が潰れてしまう病気です。 骨への血流が阻害され、壊死してしまうことが病気発症の原因といわれています。 そのメカニズムについては詳しいことはわかっていません。 手首を中心とした痛みや腫れを発症します。 症状が悪化すると握力が低下し、日常生活に支障をきたします。 治療は保存療法ですが、症状が悪化すれば血流回復手術を行うこともあります。 手の使いすぎにはご注意 手根管症候群でも上記の病気でも、共通している部分があります。 それは手を使いすぎることが一つのきっかけになるということ。 手への負担が大きいほど病気のリスクは高まるでしょう。 もちろん、そうではないケースもあります。 その場合は、その原因を治療しつつ、病気を治して行くことが根本的な回復につながることでしょう。 普段から手を使っている人。 痛みや痺れがあるけど、使い続けている人。 そのようなことに心当たりがあるようでしたら、適宜手を休めたり、病院へ行くようにしてくださいね。

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手根管症候群とは?症状や原因を知ろう!治療に手術が必要な場合はどんな状態?

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Q 6月3日に第1子を出産しました。 出産前から手がむくんでしびれており産後も治らず整形外科を受診すると右手は手根管症候群、左手は腱鞘炎と診断されました。 右手は神経も調べたところかなり重症だと言われましたが、授乳中であることを伝えると、とりあえず薬や注射は使わず様子をみることになりました。 かわいいわが子を抱っこするのを我慢し安静にして2週間たちましたがよくなる気配はありません。 1 手根管症候群の薬や注射をする場合はやはり母乳に影響するのでしょうか? 2 一時的に母乳をとめる場合はどうすればまた出るようになるのでしょう? 3 手根管症候群は最終的には手術するらしいですが、そうした場合は完治するのでしょうか? 私と同じ経験をした方、教えてください。 A ベストアンサー #1です 病気でご不安なお気持ちなのに、不覚にも配慮を欠いた素っ気無い回答をしてしまったのではないかとの反省から。 私は専門家でも経験者でもありません。 ですから、病気には個人差がありますし、miyakedaさんにとってお気持ちの上で、なにほどかの参考に、そして少しだけでもお役に立てればとの思いからの追加回答です。 カテゴリーの「美容と健康ー病気」(つまりここのTOP)で手根管症候群と入れて検索すれば、それについて多くの過去ログを見ることが出来ます。 関心お持ちの、薬と授乳の関係については以下のURLが参考になりますでしようか。 治療は信頼して、主治医の指導に従っていくのが大過ないと信じます。 html Q 手根管症候群だと思いますどのような治療になるでしょうか 朝起きると痺れ(親指、人差し指、中指、薬指の中指側)が、 あり寝違えたとばかり思っていましたが、 全く痺れが取れず、最近では物を落としたり、ペットボトルの蓋が 開けれなかったり、ステップラーの芯の入替に一苦労したり しています。 手首の痛みも出てきました。 手を振ると痺れが取れます。 この痺れが出だした数日前より、手首を酷使するバイトを 始めたのに気づき、ネットで調べたら、手根管症候群に 当てはまります。 生活の為、バイトは続けたい、バイトの時は専用の衣類に 着替え、手袋を着用するので手首の保護具等は使用できません。 早急に痺れを取りたい場合、手術しかないでしょうか?.

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手根管症候群の原因と予防方法の解説

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この記事の目次• 手根管症候群とは? 手根管症候群は冒頭で述べたように、指先の神経が圧迫されることで起こります。 手には正中神経と呼ばれる神経が通っています。 これは腕の中心を走り、手首から枝分かれして、親指、人差し指、中指に接続されています。 正中神経はこれら指の筋肉の動きを司っています。 そのため、手根管症候群の症状の特徴として、この3つの指を中心に症状がみられます。 薬指、小指には痺れはみられないのですね。 症状が進行するとこの3つの指のほか、薬指の中指側半分まで痺れが広がります。 症状の発症は明け方に多く、朝の目覚めとともに痺れを感じるでしょう。 手根管症候群の症状 手根管症候群の主症状は手の痺れ。 親指、人差し指、中指に見られることが特徴です。 そのほか、手のこわばり、痛みなどが起こります。 生活に支障が出ることもあり、精神的にも辛いでしょう。 痺れやこわばりは手を振ったり、指の曲げ伸ばしをすることで解消されることが多いです。 ただ、一時的な症状の改善であり、病気が治ったわけではありません。 そのため、毎朝手を振り、症状を和らげているというような習慣的に症状が見られるようであれば、注意が必要でしょう。 症状は悪化し、慢性化することもあるので、早めに病院へ行くことをオススメします。 症状の悪化 手根管症候群が悪化すると以下のことが起こります。 強い痺れ 今まで手を振って痺れを解消していたものの、それが難しくなることがあります。 痺れが持続し、強くなってくるのですね。 この段階では自身でどうにかするというのは難しいでしょう。 OKサインができなくなる 親指と人差し指をくっつけ、丸をつくるいわゆるOKサインができなくなります。 こわばりが進行し、指そのものの柔軟性が低下してるためです。 細かいものが掴めなくなる 裁縫といった細かい作業ができなくなります。 また、物を持ちにくくなり、日常生活に支障をきたすこともあります。 手が少しずつ使えなくなるため、早急な対応が必要です。 症状の悪化は明らかなQOLの低下を招きます。 寝ても起きても手の痺れに悩まされますから、精神的にも大きな負担となることがあるでしょう。 症状が悪化する前に病院へ行く、というのはどんな病気にも共通することです。 症状を放置したままにするのではなく、早め早めの行動を心がけるようにしましょう。 手根管症候群の原因とは? 手根管症候群は先ほど述べた正中神経が手の付け根にある手根管というトンネルに圧迫されることで発症します。 この手根管に炎症が起こると、腫れ上がり、圧迫してしまうのです。 手根管とは手の関節にある手根骨という骨と、横手根靭帯という靭帯に囲まれた、伸縮性がないトンネル状の組織のことです。 神経を抑える役割をしているのですね。 正中神経は3つの指を動かす神経の1つですが、手根管の中にはそのほか腱も走行しています。 これらは絶えずスムーズに動き、指の運動をサポートしています。 一方で、どうしてこの手根管が正中神経を圧迫してしまうのかについては、詳しい原因はわかっていません。 しかし、以下の人に多いことがわかっています。 更年期の女性 更年期の情勢に手根管症候群は好発します。 これは更年期特有のホルモンバランスの乱れが原因といわれています。 更年期障害を併発しているようであれば、手の痺れにも注意を払った方がいいかもしれませんね。 更年期は手根管症候群のほか、体に様々な変化が訪れます。 また、精神のバランスが乱れるということもあり、本人はもちろん、周囲の人も気を配ってあげることが大切です。 妊娠期の女性 更年期の女性と同じく、妊娠期の女性もホルモンバランスが崩れやすくなっています。 メカニズムは分かっていませんが、やはり手根管症候群を発症しやすいといわれています。 妊娠期は環境の変化をなるべく一定に保ってあげることが大切です。 それは病気のこともそうですが、お腹にいる胎児にも気を配る必要があるからです。 怪我 手首の骨折などの怪我を起こした場合、正中神経が圧迫され、手根管症候群となることがあります。 手根管が神経を圧迫するわけではありませんが、痺れを感じるようであれば一度病院へ行くようにしましょう。 手の使いすぎ テニスのようなラケットを使うスポーツをしていたり、仕事で手を使ったりする人にも手根管症候群はよくみられます。 これは単純に手の使いすぎが原因と考えられています。 透析 透析とは人工的に血液ろ過を行う治療。 この過程でアミロイドという物質がろ過されず、靭帯に沈着し、手根管症候群を発症するといわれています。 腫瘍によるもの ガングリオンと呼ばれる良性の腫瘍が神経を圧迫することもあります。 これは脂肪のかたまりのようなもので、体に悪影響を及ぼすことはありません。 しかし、症状が強い場合は摘出してしまうことがあります。 間違えやすい原因 手根管症候群の診断ではしばし誤診されてしまうことがあります。 手の痺れは遠く離れた首にあると言われ、首の治療をしてしまう。 しかし、症状が改善されないということがあるのですね。 もちろん、1つの可能性として首に原因があることもあるのですが、症状が一向に改善されない場合は、やはり手を疑うことが必要でしょう。 年齢や体の状態等、総合的に判断する必要があります。 手根管症候群の治療法 手根管症候群では症状の程度に合わせて、以下の治療法を行なっていきます。 ステロイド薬の注射 症状が軽度であれば、手根管の炎症を抑えるためにステロイド剤を注射します。 これにより炎症を抑え、神経圧迫を改善することが期待できます。 ステロイド剤は抗炎症薬として有名な薬です。 手根管症候群に限らず、あらゆる病気に使用されている薬剤なので、安心して使用することができるでしょう。 保存療法 過度な手の動きによって、手根管の腫れが悪化することがあります。 そのため、専用のギブスやテーピング等によって手を固定し、これ以上負担がかからないようにする方法がとられます。 保存療法ではとにかく手を動かさないこと。 人によっては夜間だけ固定することもありますが、一方で1日中固定し続けるという人もいます。 治療中は安静にするようにしましょう。 手術 ステロイド薬や保存療法で症状が改善されない場合は、手術を行います。 手術では神経を圧迫しているトンネルを切開し、圧迫を解放します。 切開術のほか、内視鏡手術があります。 内視鏡手術は手への負担が少なく、手術時間も短いことが特徴です。 手術の段階ではかなり症状が悪いことが予想されます。 それは症状を放置しすぎたり、手に負担をかけすぎた結果なのかもしれません。 症状が悪化するまで放置することのないようにしてくださいね。 手根管症候群の診断 手根管症候群では3つの指に痺れがあるという症状で病気を疑いますが、他の指の病気と区別するために以下の検査をすることがあります。 ティネル兆候 手のひらの付け根を尖ったもので叩くと、痺れが指先まで響きます。 ジーンというような感じですね。 これをティネル兆候といい、手根管症候群の診断基準の1つとされています。 ファレンテスト 両手の甲を合わせ、手首を内側に曲げます。 この際、親指、人差し指、中指に痺れを感じるようであれば、手根管症候群の可能性を疑うことができます。 これをファレンテストといいます。 生活の中の違和感 症状の部分でも述べましたが、手根管症候群を判断する生活上の症状について詳しくみていきましょう。 以下のような症状がみられるようであれば、病気の可能性があります。 筆記具を持てなくなる• 皿洗いができなくなる• 箸が持ちにくくなる• 鍵をかけにくくなる• コップを持つことが難しい• タオルを絞ることができない• 夜間に熱くなるような痛みを感じる これらは日常の些細な動作ですよね。 しかし、その些細な動作さえできなくなってくると、症状が悪化していることが考えられます。 生活そのものが億劫になることもあるでしょう。 指が動かしにくくなることを年のせい、と自己判断しないようにしましょう。 手根管症候群を疑ってみてください。 そして、悪化する前に病院へ行くことをおすすめします。 手根管症候群になってしまったら? 手根管症候群は原因がよくわかっていない病気の1つです。 しかし、だからといって焦る必要はなく、きちんと対処して行くことで、症状を改善できるでしょう。 病気になってしまった時、まずすべきは病院へ行くことです。 単なる手の痺れと自己判断するのではなく、これはおかしい、と思って行動することが大切です。 継続的に痺れが出ている。 毎朝手の痺れに悩んでいる。 だんだんと細かいものをつまめなくなってきた。 このように症状がいつまでも続いているようであれば、すぐさま病院へいくようにしましょう。 一方で寝相の悪さが手の痺れを起こすということがあります。 これは体が腕を上から圧迫してしまい、手の神経や血流が止まることで起こります。 このようなケースでは症状が一時的で、過度に心配する必要はありません。 さて、病院での診断ののち、治療を開始していきますが、個人としてできることはなるべく負担をかけないことに尽きるでしょう。 それは日常の動作をなるべく制限して、生活するということです。 料理や掃除、皿洗いといった家事はなるべく最小限に留めて、手を休ませるようにしましょう。 今ではスマホをいじる人も多いかと思いますが、こちらの操作も控えた方がいいかもしれませんね。 手根管症候群は安静こそ治療です。 手に負担をかけないこと。 そうすれば、体が自然と手の状態を回復してくれるのです。 反対に手に負担をかけてしまえば、それだけ症状は悪化し、長引いてしまうのです。 サポーターやテーピングを駆使する 手の固定においてサポーターやテーピングは非常に効果的です。 病院でも治療の一環として、これらを使うこともあるでしょう。 早急に回復させるためにとても大切な物です。 サポーターやテーピングの目的は大きく2つあります。 1つは患部の固定。 手根管症候群では手を動かすことそのものが症状悪化を招くので、固定することは治療において必要不可欠です。 もう1つが患部への負担の軽減です。 何かがぶつかったり、ふとした動作の際、患部にかかる負担を減らしてくれるのですね。 これらにより、症状回復を期待することができます。 無理は禁物 患部を固定したからといって、安心することはできません。 よく、サポーターをつけたからテニスができる、という人がいますが、これでは症状が悪化してしまいますよね。 いくらサポーターといえど、強い衝撃を軽減することは難しいからです。 手根管症候群ではこれら装具と合わせて、安静にすることがポイントです。 反対にサポーターをつけていても、手に負担がかかるようであれば、それは全く意味がありませんよね。 過度にサポーターを信頼するというのは、間違った意識でしょう。 サポーターはあくまでサポートするだけ。 テーピングも同様です。 体を休ませて、回復に専念する必要があるのです。 治療中はきちんと安静にするようにしましょう。 手が痛くなる他の病気 手根管症候群のように手が痺れたり、こわばりを生じさせる病気は他にもあります。 具体的には以下の病気があげられます。 腱鞘炎 最も身近な手の病気といえるでしょう。 手にある腱鞘という部分の炎症です。 腱鞘は手の腱を収める部位で、トンネル状の形をしています。 ちょうど鞘のような働きをしていて、腱のスムーズな動作をサポートします。 主症状は手首の痛みです。 動作時に強い痛みを感じ、動作をすることが難しくなります。 痺れを感じることはあまりありません。 生活で不便を感じることが多くなるでしょう。 腱鞘炎の一般的な原因は手の使いすぎ。 具体的には長時間のパソコンの使用、料理人、手を使う職人さんなどがなりやすいといわれています。 手に負担がかかり続けることがきっかけとなるのですね。 腱鞘炎では手術をすることは稀で、基本的には保存療法で治療をします。 ギブスなり包帯なりを患部に巻き、一定期間安静を徹底します。 うごしてしまうと治療期間が延びるので注意が必要です。 TFCC損傷 聞きなれない名前ですが、テニスをしている人に好発する症状です。 手の外側の靭帯や筋肉に損傷が起こり、痛みを発症します。 手の反り返りによって、これら部位を痛めてしまいます。 腱鞘炎と異なるのは手の外側に痛みが集中するということ。 また、手根管症候群のように指先の痺れもみられません。 テニスをしていて、手の外側に痛みを感じるようであれば、それはTFCC損傷の可能性があるでしょう。 治療は腱鞘炎と同様に保存療法がメインです。 患部を固定し、一定期間安静にします。 もちろん、テニス等のスポーツは中止し、治療に専念します。 キーンベック病 手首の骨が潰れてしまう病気です。 骨への血流が阻害され、壊死してしまうことが病気発症の原因といわれています。 そのメカニズムについては詳しいことはわかっていません。 手首を中心とした痛みや腫れを発症します。 症状が悪化すると握力が低下し、日常生活に支障をきたします。 治療は保存療法ですが、症状が悪化すれば血流回復手術を行うこともあります。 手の使いすぎにはご注意 手根管症候群でも上記の病気でも、共通している部分があります。 それは手を使いすぎることが一つのきっかけになるということ。 手への負担が大きいほど病気のリスクは高まるでしょう。 もちろん、そうではないケースもあります。 その場合は、その原因を治療しつつ、病気を治して行くことが根本的な回復につながることでしょう。 普段から手を使っている人。 痛みや痺れがあるけど、使い続けている人。 そのようなことに心当たりがあるようでしたら、適宜手を休めたり、病院へ行くようにしてくださいね。

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