ハリギリ 効能。 薬草と効能401_600

太郎と次郎。タラの芽とハリギリ

ハリギリ 効能

ウコギ科の植物には生薬として使用されているものが多数あり、その代表的なものが高麗人参(朝鮮人参)です。 エゾウコギはロシアでは命の根を意味する「エレウテコロック」、中国では枝に棘(とげ)が密生することから「刺五加(しごか)」と呼ばれ、日本ではエゾ(北海道)にだけ自生することからエゾウコギという名が付きました。 16世紀に集大成された中国の薬学著書「本草綱目」には、「刺五加: 精気を補い、筋骨を強壮し、意志を堅固にする。 長い間服用すれば、身体が軽快になり、老化を防ぐ」と記載されており、長寿の薬として紹介されています。 エゾウコギは、世界各国で注目を集めるです。 日本では江戸時代に、米沢藩の上杉鷹山が各民家でエゾウコギを栽培するよう奨励したといわれています。 これは、天候不順や天変地異により農作物の収穫が減って食糧が不足した場合や、劣悪な環境下でも育つエゾウコギの新芽や葉を食材とすることで乗り越えるためだったといわれています。 実際にエゾウコギを食用して、飢饉を乗り切ることができたとされています。 1966年に発表された、旧ソ連アカデミーのブレフマン博士による「エレウテコロック(エゾウコギ)の薬効は薬用人参よりもすぐれている」という評価をきっかけに注目を集めました。 配糖体を含む薬用人参に対し、エゾウコギには7種類の配糖体が含まれており、その薬理効果は6倍強といわれています。 研究が進んでいくにつれ、エゾウコギに含まれるエレウテロサイドやイソフラキシジンなどの有効成分には、集中力や免疫力を高めたり、ストレスや疲労の回復を助ける作用、自律神経のバランスを回復したり緊張をやわらげて精神を安定させる鎮静作用などの効果があることがわかりました。 日本での研究調査が開始されたのは1973年で、北海道大学(農学部・薬学部)と道立衛生研究所を中心に行われました。 北海道東部(美幌地方)に自生するエゾウコギと、ロシアや中国のものが同一植物であることが確認されました。 エゾウコギを飲んで圧倒的な強さと記録をたたき出した旧ソ連の選手らが、大変な話題となりました。 エゾウコギエキスを飲むことで選手の疲労が抑えられて記録が伸びたとされ、エゾウコギに含まれる成分がドーピング規定に抵触しないことから、世界中の注目を集めました。 同じ1980年にイギリスの老人医学の権威であるステファン・フルダー博士が、科学雑誌「ニューサイエンティスト」に、トップアスリートへのエゾウコギの投与効果に関する論文を発表したことが、人気に拍車をかけたといわれています。 日本国内でも1990年代以降は、極度の緊張状態の中で最高のパフォーマンスが求められるアスリートや、体力の消耗の激しい状態の中で集中力の持続が求められる宇宙飛行士などに愛用されるようになりました。 エゾウコギから抽出したエキスを濃縮したものを、液状、顆粒、粒状、またお茶などに加工した商品が登場したことで、手軽に摂取できることも相まってエゾウコギが注目されるようになりました。 生物界に広く分布し,植物色素であるアントシアニンやフラボン類などがあげられます。 ストレスなどに効果的であるといわれています。 抗炎症作用があるといわれています。 NK細胞は、健康維持に大きな役割を担っており、細胞の活性はストレスによって容易に低下して免疫力も落ちてしまうため、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。 これにより体の回復力が高まり、持久力や集中力を保つことが可能となるため、記録やトレーニング効果が向上するといった滋養強壮効果が得られることがわかっています。 疲れにくい強い身体となることによって、風邪や食欲不振などになりにくく、アレルギー体質も改善する効果があります。 これにより、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、頭痛、肩こり、冷え症の予防に役立ちます。 エゾウコギに含まれるピノレジノール・ジグロコサイドという物質が、体内で女性ホルモンに似た作用をするエンテロラクトンという成分に変わることから、乳ガンや更年期障害の治療・予防効果が期待できるとされています。 その鎮痛作用はモルヒネの65倍もあるといわれています。 ガン細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を発見して退治してくれます。 しかし、併用摂取した場合、血清オステオカルシン(骨代謝:骨形成にかかわるマーカー)濃度が上昇しました。 このことから、エゾウコギ抽出物は、骨密度を高めるまでには至らないまでも、骨形成をサポートする可能性が考えられました。 【2】エゾウコギから抽出したポリサッカライド(ASP)と糖尿病治療薬メトフォルミンをアロキサン誘発糖尿病ラットへ与えたところ、メトフォルミン単独投与よりも糖尿病の症状、生体マーカー(血糖値、トリグリセリド、総コレステロール、脂質肝酸化、AST・ALT・ALP<肝臓のバイオマーカー>、生体内抗酸化酵素<SOD、GPx>)の有意な改善が認められました。 これらのことから、エゾウコギ抽出物の投与は、糖尿病治療をサポートする働きがあると考えられました。 【3】近年の研究から、エゾウコギ抽出物は、in vitroおよびin vivoにおいて抗ストレス、抗潰瘍、抗放射線、抗酸化作用、抗炎症作用、肝保護作用を有することが明らかになっています。 参考文献 ・石原 茂正 機能性ハーブの生理活性 (株)常盤植物化学研究所 ・蒲原聖可 サプリメント事典 平凡社 ・原山建郎 、久郷晴彦 最新・最強のサプリメント大事典 昭文社•

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信州の山菜の苗 佐久の山野草の苗 販売

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最近は休みになると 山菜採りばかりで、ブログも 山菜一色になってきました 汗 ま、春の 山菜採りシーズン真っ只中なので・・・。 自分も 山菜採りを本格的に始めてからはまだ4年目くらいなのですが、周りから 山菜の種類や採り方などのhow to系の質問を受けることが多くなってきました。 キャリア自体は短いのですが、常にその道のプロに付いて行っていたので、それなりの 知識や経験が出来たからだと思っています。 そこで、今まで採ってきた山菜やこれから狙っているターゲットなどを、 山菜採り初心者の方でも分かりやすいように、一通りまとめてみたいと思います。 山菜採りについて詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。 山菜の女王やら呼ばれることもある コシアブラ。 僕も大好きな山菜です。 他の山菜とも間違えにくく、比較的簡単に採れるのも好きな点です。 最初は似ている木が多いので見つけるのに苦労しましたが、一度分かってしまえば見つけるのも容易です。 上越や柏崎では4月上旬から採れる場所もあります 最初は平野部や里山から出始め、雪解けとともに山間部へと広がっていきます。 そのためコシアブラ好きの自分たちは、里山から山間部へ、南から北へというようにコシアブラの旬を追いかけて、 延べ1ヶ月半くらいは採り続けます。 僕は 山形県へ採りに行くこともありますが、やはり 新潟県よりも遅い時期です。 なので、他の都道府県の方は位置関係から予想して頂ければと思います。 コシアブラ 漉油 採れる場所 北海道から九州まで、沖縄を除く日本全土に分布しています。 里山から山間部まで、比較的 日当たりの良い場所に多く生えますが、ブナ林等でもよく見かけます。 コシアブラ 漉油 採り方 以前に動画を撮ってYouTubeに載せたことがあるので、そちらの動画を紹介したいと思います。 若い芽の 付け根から折るようにして採ります。 全部は取り過ぎず、成長できるように 芽を少し残してあげるようにしましょう。 この木は若木で背が低いですが、大きな木になると5m以上にもなります。 比較的柔らかい木なのですが、大きな木はさすがにしっかりとしているので、上の方にあるコシアブラは採ることができません。 垂れ下がっている枝や背の低い木から採るようにしましょう。 木を ノコギリで切ったり折って採る人もいるようですが、 マナーのなっていない最悪な採り方です。 そういったことはヤメましょう。 コシアブラ 漉油 似ている山菜 ハリギリ 針桐 このページ内で紹介しています。 タカノツメ 個人的に好きな山菜トップ3に入るセリ 芹。 最近では 仙台の郷土料理セリ鍋のマスメディアでの露出によりメジャーになりつつある印象です。 セリ科特有の爽やかな香りが食欲をそそります。 似ている毒草のドクゼリは 死亡例もあるほど危険なので、山菜採りの際は知識のある人と一緒に採らないと危険です。 セリ 芹 採れる場所 里山や山間部の 小川や休耕田など、水辺で採ることができます。 セリ 芹 採り方 地下茎は採らないように、ひげ根の部分から採ります。 セリ 芹 似ている山菜 セリに似ている山菜は特に無いように思えます。 セリ 芹 似ている毒草・植物 ドクゼリ まだ自分でも見たことがないのでなんとも言えませんが、写真で見る限りは見分けはつきそうなものです。 小さな芽は間違えそうなので、しっかりとした知識のある人と採るようにしましょう。 セリ 芹 料理レシピ お浸しからお吸い物まで何にでも合いますが、以前に桜えびとかき揚げにしたところ絶品でした。 フキノトウと並んで 馴染み深い山菜の一つである 蕨 ワラビ。 里山では道路脇などでも簡単に採ることができます。 保存性が高く美味しいので、僕も大好きな山菜です。 似ている山菜も特に無いので間違える心配も少ないです。 5月に入るとピークを迎え、場所によっては1度に20kg~30kg採れることも。 蕨 ワラビ 採れる場所 風通しがよく日当たりの良い平地によく生えます。 人気のない地域ほど太いワラビが採れる傾向にあります。 蕨 ワラビ 採り方 根本の硬い部分は避け、 地表から5cm~10cm上の部分から折ってあげましょう。 蕨 ワラビ 似ている山菜 頭を垂れながら生えてくる点や、固さ・ぬめりなど 似ている山菜はないように思えます。 蕨 ワラビ 似ている毒草・植物 似ている毒草などもありません。 蕨 ワラビ 料理レシピ アクが非常に強いため、 アク抜きをする必要があります。 塩漬けにすると アクも一緒に抜けるので アク抜き不要で食べることができます。 個人的に好きな食べ方は、アク抜きした ワラビにマヨネーズを付けて食べたり、麺つゆにワサビを溶いた漬け汁で作る ワラビ漬け。 ヌルヌルとシャキシャキが合わさった独特の触感とツンと香るワサビの風味で箸が止まらなくなります。 あとは師匠から教えてもらった 蕨チャーハン。 これも非常に癖になる味わいでオススメです。 うど 山ウド・独活 個性的な香りで人気の山菜「 うど 山ウド・独活 」。 味・風味・食感の三拍子揃った食味で大好きな方も多いのではないでしょうか。 栽培する農家も多く、スーパーでもよく見かける山菜です。 比較すると天然物のほうが香りが強く、より野性味あふれる味だと感じます。 山菜採りのターゲットとしても非常に人気があります。 雪解けの斜面などに生えることから、気温が上がるに連れて標高の高いところで採れます。 うど 山ウド・独活 採れる場所 平地で見かけることもありますが、 沢や川辺など水気のある斜面によく生えます。 雪渓が溶けた後に生えることも多いです。 うど 山ウド・独活 採り方 ウドは白い部分が柔らかく美味しいので、生え際から掘って根っこの上から切って採ります。 根ごと採ると絶えてしまい、毎年同じ場所で採っていると線が細くなってしまいます。 ずっと同じ場所ばかりで採るのではなく、年によっては場所を変えて採るようにしましょう。 うど 山ウド・独活 似ている山菜 シシウド 遠目だとウドと見間違えることが多いシシウド。 自分も最初の頃はカゴいっぱいに採って、笑われたことがあります。 ウドと見分けるポイントとして、 茎に毛が生えていないことと、 枝分かれが三叉になることが挙げられます。 一応食べれるようですが、自分はまだ挑戦していません。 うど 山ウド・独活 似ている毒草・植物 ハマウド 海岸などに生えるシシウド属の植物で、有毒と聞いていましたが、葉っぱを食べる人もいるそうです。 似ていると言っても生える場所が違うので間違えることはないでしょう。 うど 山ウド・独活 料理レシピ ウドは捨てるところがなく、根本から先端まですべて食べることができる優秀な山菜です。 葉っぱは天ぷら、 皮はキンピラ、 茎は生で食べても炒めても美味しいです。 ふきのとう 蕗の薹 赤コゴミは群生する青コゴミと違い1本ずつ生えてきます。 また、生える場所も限られていて量も少ないので、そこまで多く採るのが難しい山菜です。 青コゴミに比べて青臭さがなく柔らかく食べやすい山菜です。 クセがなく食べやすいので、山菜初心者の方にもオススメできます。 群生していることが多く採りやすいのですが、よく似たスイセンなどは毒があるので注意が必要です。 kwanso,Hemerocallis fulva var. longituba,Hemerocallis fulva var. littorea 英名 Orange Daylily 学名 Hemerocallis fulva 分類 ススキノキ科ワスレグサ属 木の芽 あけびの芽 クレソンは今年初めて採りましたが、爽やかな辛みが癖になる味でお気に入りになりました。 外来種で生命力が強いため、各地に広がったと言われています。 里山の小川や休耕田など、水気のある場所ならどこでも見かけることができます。 nasturtium-aquaticum,N. aquaticum,Rorippa nasturtium-aquaticum 英名 Watercress 学名 Nasturtium officinale 分類 アブラナ科オランダガラシ属 行者にんにく 行者大蒜 コシアブラに近い見た目で味はタラの芽という珍しい山菜です。 木の本数も非常に少ないと感じるので、見つけると嬉しい山菜です。 タラの芽よりさらに大きく鋭い棘があり、採るときは注意が必要です。 今後も少しずつまとめていく予定です。 僕の中での山菜トップ3は、• コシアブラ• 蕨 ですが、ウドや葉わさびも上記の山菜と同じくらい大好きです。 山菜採りの時に参考にして下さい。

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ハリギリ(針桐)の時期・採り方・食べ方・レシピ・栽培方法

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ウコギ科 続・樹の散歩道 ウコギ科の花はよくわからなーい!! ややこしいウコギ科植物の花の性型 ウコギ科タラノキ属の タラノキと ウドの花について別項 ()で観察したところ、そのわかりにくさにウンザリしたところであるが、参考までに ウコギ科の植物の花に関して調べてみると、次のようなめまいを催すような記述例を目にした。 「ウコギ科の花は両性、雑居性(注:両性花と単性花をもつ)、または雌雄異株につく。 」(世界の植物) 「ウコギ科の花は両性または単性である。 単性の場合、雌雄異株となるが、ときに雄性、雌性、両性花が1個体上にある三性同株となる。 (ヘイウッド 花の大百科事典) ウコギ科植物の個々の花を改めて一通り現物で観察するなど困難あるが、まずは 図鑑上の記述を抽出してみることにした。 【2017.12】 ウコギ科植物の花は何れも球状の小花序をつけ、その小花の形態もよく似ているが、花の性型は様々で、 ときに図鑑によっても捉え方が異なっている。 また、図鑑では例えば両性花と雄花の写真を対比して掲載している例はないため、一般人にとっては一層わかりにくい世界となっている。 なお、本科の花は総じて退屈で、それほど興味を惹かない存在であるため、各時期の花の写真のストックがきわめて不十分であることを痛感した。 1 ウコギ科植物の例と花の様子 注:黒字は 「樹に咲く花」、 赤字は 「日本の野生植物」、 緑字は「植物の世界」、 青字は 「原色日本植物図鑑」より。 属名 種名 花序 花の性型と構造 ウコギ属 1 コシアブラ Eleutherococcuc sciadophylloides 散形花序/ 円錐花序 ( 両性花の)花弁5個、雄しべ5個、短い花柱は浅く2裂する。 花は 両性花または単性で、単性のときは花序の上部に雌性の小花序を、周辺に雄性の小花序をつける。 (「植物の世界」も同様) コシアブラの若い葉 コシアブラの葉 コシアブラの果実 ウコギ属 2 エゾウコギ Eleutherococcuc senticosus 中国名: 刺五加 球状の散形花序 花序は枝先に単性 雌雄同株(雄性両全性同株)。 頂生の花序には 両性花がつき、側生の花序には 雄花がつく。 花弁5個、雄しべ5個。 雌雄異株。 雄花は長さ約4mmの5本の雄しべと、短い1本の花柱がある。 雌花はごく短い5本の雄しべと、長さ約1.5mmで先がややふくらんだ1本の花柱がある。 雌雄異株 エゾウコギの葉の様子 エゾウコギの両性花の蕾 エゾウコギの果実 ウコギ属 3 ケヤマウコギ Eleutherococcuc divaricatus 円錐花序に多くの花を散形に着ける 雌雄同株(雄性両全性同株)。 先端の花序はふつう 両性花がつき、下方の花序は 雄花だけがつくものと 両性花と 雄花が混じってつくものがある。 花弁5個、雄しべ5個、花柱は浅く2裂する。 雄花は長さ約2mmの5本の雄しべと短い花柱がある。 雌花は5本の短い雄しべと長さ約2mmの1本の花柱があり、花柱の先は浅く2裂する。 雌雄異株 ケヤマウコギの葉の様子 ケヤマウコギの花序と若い果実 ウコギ属 4 ヒメウコギ (単に ウコギとも) Eleutherococcuc sieboldianus 中国名: 異株五加 球状の散形花序 中国原産。 雌雄別株だが、 日本には雄株は見られない。 花弁5個、 雄しべ5個、花柱は5裂/ 5〜7裂する。 雌雄異株だが、 日本に見られるのは ほとんど雌株で、雄ずいは小さく、早く脱落する。 ヒメウコギの雌花 写真では花弁が5〜7個見られる。 ヒメウコギの雄花 ヒメウコギの若い果実 ウコギ属 5 ヤマウコギ Eleutherococcuc spinosus 散形花序 雌雄別株。 花弁5個、雄しべ5個、雌花の花柱は2裂する。 株によっては雄しべが短い雌花のみのものと、雄しべが長さ約3mmある雄花のみのものとがある。 ヤマウコギの葉の様子 ヤマウコギの花の蕾 タカノツメ属 6 タカノツメ Evodiopanax innovans 散形花序を総状にだす。 散形花序は散房用円 花序に複生して短枝に頂生 雌雄別株。 花弁4個/ 5個/ 4〜5個。 雄花は雄しべ4個、小さな花柱1個。 雌花は雄しべはなく、花柱は2裂する。 雄花は5本の長い雄しべと深く2裂する1本の短い花柱がある。 雌花は雄しべがなく、中ほどまで2裂する1本の太い花柱がある。 花は両性。 タカノツメの葉 タカノツメの黄葉 ハリギリ属 7 ハリギリ Kalopanax septemlobus 球状の散形花序 ( 両性花の)花弁5個、 まれに4個、雄しべ5 (4)個、花柱は2裂し 内面に柱頭がある。 雄しべ先熟。 ハリギリの花序 ハリギリの花 ハリギリの果実 カミヤツデ属 8 カミヤツデ Tetrapanax papyriferus 球状の散形花序を円錐状につける。 中国・台湾原産。 ( 両性花の)花弁4/ 4〜5個、雄しべ4/ 4〜5個、 花柱2個。 両性花だけをつける果序と、 雄花と両性花が混じる花序がある。 花弁5個、雄しべ5個、花柱は4〜5裂する。 / 花柱は上部まで合生し長さ約2mmで果時まで宿存する。 花序の中軸のものは雌花、下方のものは雄花か両性花で、両者が混生する。 カクレミノの両性花 カクレミノの雄花 1 カクレミノの雄花 2 カクレミノの 若い果実と雄花 花弁と雄しべが脱落した両性花 カクレミノの果実 ヤツデ属 10 ヤツデ Fatsia japonica 球状の散形花序を円錐状につける。 散形花序は大型の円錐状に複生 雌雄同株(雄性両全性同株)。 上部の花序には 両性花、下部 (側生)の花序には 雄花をつける。 花弁5個、雄しべ5個、花柱5個/ 4〜6個。 両性花は雄しべ先熟。 花には 両性花と 雄花があり、両性花の花柱は離生、雄花のものは短くて合生。 雄しべ成熟期のヤツデの両性花 雌しべ成熟期のヤツデの両性花 ヤツデの果実 キヅタ属 11 キヅタ Hedera rhombea 球状の散形花序 散形花序は単生または数個やや集散状につく ( 両性花の)花弁5個、雄しべ5個。 雄しべ成熟期のキヅタの花 雌しべ成熟期のキヅタの花 キヅタの果実 タラノキ属 12 タラノキ Aralia elata 複散形花序 複総状の散形花序 (雄性両全性同株) 花序の枝の上部に 両性花の花序、下方には 雄花の花序がつくことが多い。 花弁5個、雄しべ5個、花柱5個。 両性花は雄しべ先熟。 * タラノキとウドの花の様子については を参照 タラノキ属 13 ウド Aralia cordata 球状の散形花序を円錐状につける。 散形花序は複総状に集まり大きな花序となる 雌雄同株(雄性両全性同株)。 上部に 両性花序、下部に 雄性花序がつく。 花弁5個、雄しべ5個、花柱5個。 * タラノキとウドの花の様子については を参照 トチバニンジン属 14 トチバニンジン Panax japonicus 球状の散形花序 (雄性両全性同株) 雄しべは5個、花柱はふつう2個。 枝につく花はすべて雄花である。 花弁は5枚、雄しべは5本、花柱は2〜4本。 雌しべ成熟期のトチバニンジンの 両性花 同左 トチバニンジンの果実 トチバニンジン属 15 オタネニンジン (チョウセンニンジン) Panax ginseng 中国名: 人参 散形花序が一個頂生 中国・朝鮮半島原産。 ( 両性花の)花弁5個、雄しべ5個で花糸は短い。 花柱2個で離生。 (中国植物誌) オタネニンジンの葉の様子 オタネニンジンの花 オタネニンジンの果実 横長の果実には種子が2個入っている。 注:黒字は 「樹に咲く花」、 赤字は 「日本の野生植物」、 緑字は 「植物の世界」、 青字は 「原色日本植物図鑑」より。 これらでは雄花とされるものの開花は両性花より遅いとされるが、雄花の雌しべが退化しているわけでもなく、 外形的には両者に違いがなく、区別する理由は全くないが、 どうしても区別したい人にとっては悩ましい存在となっている。 ただし、両性花と雄花が混じる花序もつけるとされる カクレミノの場合は、両性花と雄花の子房の大きさ(特に長さ方向)が明らかに異なっていることから、 識別は容易である。 ヤツデについてもたぶん同様と思われる。 3 メモ ウコギ科植物は総じて地味であるが、多くが 強壮等の薬効が知られていて、筆頭は外来の オタネニンジンと ヒメウコギで、中国にも分布する エゾウコギも知名度が高い。 その一方で、 ウコギ、タカノツメ、コシアブラ、ハリギリ、タラノキ、ウドは新芽や若葉が食用にされてきたのは周知のことである。 こうして改めて見てみれば、人にとっては随分有用な植物が多いことが認識できる。 ただし、木材として認知されているのは優良な広葉樹材として評価の高い ハリギリだけである。

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