こんこん小山の 子うさぎは なぁぜにお耳が 長うござる。 【漫画・鬼滅の刃】10巻85話のネタバレ・感想!ヤバイのが登場で宇随が負ける!?

雨をつれてくる男

こんこん小山の 子うさぎは なぁぜにお耳が 長うござる

・ ページ36 ・ 「こんこん、小山の子うさぎは なぁぜにお耳が長うござる」 決して上手とは言えない、でも誰よりも優しい歌。 大好きな、あなたのこえ。 「小さい時に、母様が」 あれ、なんだか声が小さく聞こえる。 「たんじろう、もうすこし、大きな声でうたって」 「長い木の葉を食べたゆえ」 なんで、どんどん声が小さくなっていくよ。 もっと、あなたの声が聞きたいのに 「たんじろう、もっと、大きな声で、うたえる…?」 「…れで、…が…る」 聞こえない、聞こえないよ。 本当は分かってる。 炭治郎の声が小さくなっていくんじゃない 私の耳が聞こえなくなっていってるんだ ごめんなさい 「たんじろう、」 炭治郎からの、返事はない。 「なにも、きこえないよ」 私の耳は、もう。 あなたの声を、優しい歌を。 とらえなくなった。 そうAが言っても、俺はAのそばで、耳元で必死に歌を歌い続けた。 でも、Aはうわ言のように聞こえないよ、と言ってその閉じられたまぶたから涙を流した。 「こんこん、小山の子うさぎは!」 叫ぶようにして。 「なぁぜに、お目目が…」 泣くな。 泣くな、泣くな。 「ちいさい、ときに、かあさま、が」 A。 なんで。 「あかい、きのみ、を…」 とうとう嗚咽が喉から漏れだして、歌えなくなってしまった。 A、A、君はもう。 「好きだよ、A」 Aは、何も返さない。 なにも、聞こえていないから。 「たんじろう」 小さな声。 そっと口元に耳を寄せる。 「たんじろう、の、きもち、ちょっとわかった」 五感が全部失われたから、匂いがいま、凄くわかるの、と。 「たんじろうは、こんなにも暖かい匂いだったんだね」 感想を書こう! 携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります ニックネーム: 感想: - 感動しました 号泣した。 5月30日 23時 id: - すごく感動しました!炭治郎で出来れば新作を作ってもらいたいです。 現在このアカウント、アプリをログアウトして他サイトで活動しています。 その際に今までここで書いてきた作品を出しました。 ご心配おかけして申し訳ありません。

次の

耳もとに、やさしい歌を。【鬼滅の刃】 (ページ37)

こんこん小山の 子うさぎは なぁぜにお耳が 長うござる

・ ページ37 あぁ、本当に君は俺を喜ばせる天才なんじゃないのか。 A、君も誰よりも暖かくて、優しい匂いのする人だよ。 Aを抱き締めれば、Aが幸せそうに頬をほころばせた。 「たんじろうのにおいに、つつまれて、なんだかうれしいなぁ」 声が、どんどん小さくなっていく。 呼吸がゆっくり、浅くなって、 「A、だめだ死なないでくれ、俺を置いていかないでくれ、お願いだ!!」 「たんじろう、」 うたって もう一度、私がねむるまで 俺の願いを聞いてか聞かずか、Aはそんなことを言い出した。 もう聞こえないはずの耳をすませるように、耳元の髪をゆっくりとかけて。 「わかっ、た」 Aの正真正銘最後のお願いだ。 「こんこん、小山の子うさぎは なぁぜにお耳が長うござる」 昔、弟や妹たちに歌ったように、優しく、良い夢を見れるように祈りながら。 「小さい時にかあさまが 長い木の葉を食べたゆえ」 お腹の辺りを優しく叩いて、よく眠れるように。 「そーれでお耳が長うござる」 君の耳には届かずとも、君の心に届くように。 「こんこん、小山の子うさぎは なぁぜに、お目目が赤うござる」 Aの呼吸が、ゆっくりになる。 どんどん、歌っていくのに合わせて、小さく、ゆっくりに。 「小さい時に、かあさまが 赤い木の実を食べたゆえ」 A。 いかないで。 「そーれでお目目が」 Aが、幸せそうに笑った。 それから、小さな、本当に小さな声で「ありがとう、」と呟いて。 「赤う、ござる」 感想を書こう! 携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります ニックネーム: 感想: - 感動しました 号泣した。 5月30日 23時 id: - すごく感動しました!炭治郎で出来れば新作を作ってもらいたいです。 現在このアカウント、アプリをログアウトして他サイトで活動しています。 その際に今までここで書いてきた作品を出しました。 ご心配おかけして申し訳ありません。

次の

鬼滅の刃(きめつのやいば)最新話ネタバレ考察と感想!掲載順も

こんこん小山の 子うさぎは なぁぜにお耳が 長うござる

「禰豆子ちゃんは良い子ねぇ」 そう言って頭を撫でる手が好きだ。 お兄ちゃん 誰かさん の手には負けるけれど。 「こんこん小山の子うさぎは…なぁぜにお耳が長うござる…」 ああ、その唄は知ってる。 誰かが唄っていたのを、聞いたことがある。 …… お母さんだったかな? 誰だったっけ? でも、どうして、この人が知ってるんだろう? 「小さい時に母様が… 長 なーが い木の葉を食べたゆえ…」 優しくて、柔らかくて、暖かい声。 疑問なんて、どこかに飛んでいってしまう。 お母さん 誰か も、こんな風に唄っていたのかもしれない。 ……ううん、きっと、そう、こんな風に唄っていた。 泣きたくなるくらいの、 幸せ 悲しみ の匂いがする。 けど、俺のせいではないとも思う。 だって、それだけ衝撃的だったんだ。 年上なのは分かってたけど、まさか干支が一回り以上も離れているとは思っても見なかった。 申告してきた 季節さん 本人 は、困った顔で本当だよ、と言っている。 それでも信じられなくて、すがるように見たカナエさんは、清々しい笑みを浮かべてこう言った。 「十歳以上歳が離れているからって、それが障害になるとは思ってないわ」 そんなカナエさんの膝の上では、どこからともなくやって来た禰豆子ちゃんがすやすやと寝息を立てている。 可愛い。 炭治郎と一緒に行ったのかと思ってた。 とても可愛い。 参ったな、と頭を掻く季節さんの顔は赤い。 相変わらず仲睦まじくて羨ましい限りですね。 爆発して欲しい。 絶対カナエさんを幸せにしてあげなくちゃダメですよ。 この色男め。 季節さんの顔を見ていて、とても表情が豊かなんだなと思った。 お面をつけたままでも、結構豊かだったけど、余計に。 というか、お面をつけてるときは意図的に感情を表に出していたんだと思う。 喜怒哀楽がはっきりしている。 けれど、その身から聞こえてくる音は雨の音だ。 不思議だよね。 「お館様も含めて、鬼殺隊内で一番上なんだ。 煉獄が赤ん坊だった頃の姿も知ってるよ」 なんか、またとんでもないことを言い出したぞこの人。 え?何て??煉獄さんの赤ん坊時代???? 「あの……ちなみに、なんですけど」 「うん?」 「煉獄さんって、何歳なんですか?」 「確か今年で二十だったかな」 「にじゅう」 「そう、二十」 「私の二つ下ね」 「カナエさんのふたつした」 「そうよ」 ちょっっっっっっと待って??あの煉獄さんが??二十歳????え????はぁ???? 「え、嘘じゃなくて??」 「嘘じゃないなぁ」 若くね??????思わず真顔になりながら、叫ぶのも忘れて考え込む。 え?若いな??もうちょっと年上かと思ったんだけど、煉獄さん、俺と四歳しか違わないの??それで柱??あっ、でもしのぶさんは俺と二歳違いで柱か。 そして、一瞬だけ真顔になると、苦笑を浮かべて沁々と言った。 その実力は本物だし、物言いにちょっと難はあるが、弱きを助け、護ろうという気概は柱に相応しいものだと思う。 …けれど、俺よりも二回り近く年若い、幼いと言っても過言ではないあの子に、刀を握らせてしまったことが心苦しくもある」 しとしと、と。 消え入りそうなほど静かな雨の音が聞こえてくる。 これは、季節さんの心が奏でる、悲しみの音なんだと思う。 小雨ほど強くはなく、霧雨ほど弱くもない。 何とも言えない、絶妙な静けさを奏でる雨の音。 「鬼舞辻無惨を倒さなければ、無一郎のような子が増えていく。 それは、避けたい。 だから、急がなければならない。 その時の季節さんの瞳が、鬼の目のように見えたのは、俺の見間違いだったのだろうか。 **** 息子が生まれてから三か月後、奇妙な格好の客人が煉獄家に訪れた。 それは、左頬に三つ雫が描かれた狐の面を被り、朝焼け色の羽織をまとっていた。 年の頃は十代半ば、性別はどちらとも言えない。 声を聴けばどちらか判別付きそうではあるが、その狐面の人は一言も喋ろうとはしなかった。 たまたま任務もなく家にいた槇寿郎は、この客人に困惑した。 用向きを尋ねても無言、中に入るよう促しても無言ときた。 その声を耳にして、槇寿郎は思わず手紙を取り落とした。 少年期独特の甲高さは無くなっているが、その声に聞き覚えがあったからだ。 「お前、季津か」 ニィッ、と。 無機質な狐の面が、笑ったような気がした。 二年ぶりに再会した季津は、今年で十四だと言う。 確かにそれくらいの年に見える、と槇寿郎が言えば、偉そうに胸を張る。 それがどうにも癪に触って、小さいことには変わりないと頭を撫で繰り回してやった。 「やめろ!!せっかく成長期が仕事してんのに、縮むだろうが!!」 何とも不思議な言い回しに笑い、名残惜しかったが頭から手をどけてやる。 そうして、上から下までまじまじと、季津のことを見つめた。 黒の隊服は鬼殺隊の物だし、その腰に差された刀は勿論日輪刀。 その反対の腰には脇差があるが、その柄を見る限り、以前使っていた日本刀を短く摺り上げたものと察する。 猫の毛のように柔らかな髪は、雨が上がったような色合いをしていて、朝焼け色の羽織によく似合っていた。 狐の面の下には、あの新緑色の目が隠れていることだろう。 そんな言葉が脳裏を過り、喉が引き攣る。 鼻の奥がツン、と痛み視界が霞んだ。 「何で泣いてんだよ」 「歳を取ると涙腺が弱くなるんだ」 「俺と六つしか違わねぇじゃん」 情けねぇなぁ、と。 笑う気配をさせながら差し出された手拭いを受け取って、槇寿郎も笑みを浮かべる。 「自己紹介をやり直そう」 ぐい、と涙を拭い、深呼吸を一つ。 二年前よりも大きくなったその姿をしっかりと見やり、槇寿郎は言った。 「俺は、煉獄槇寿郎。 恐れ多くも炎柱を任されている。 君の名を教えてもらっても良いだろうか?」 ぐい、と面が上げられ、新緑色の双眸が覗く。 整った顔つきは健在で、涼しげな目元に笑みが浮かんだ。 「俺は、季節津衣鯉。 昨年鬼殺隊に入隊したばかりだが、階級は 丁 ひのと だ!!」 ほう、と感嘆の息が零れる。 「一年でそこまで階級を上げたか……無理をして身長が止まるのではないか?」 「止まんねぇよ!?まだまだこれから伸びるんだよ!!」 「しかしなぁ…鬼殺隊の活動は夜間であるし、いくら伸び盛りとは言っても、任務が連日続けば体にも影響はあるだろう」 「そ…れは、そう、かもだけど……」 「育手の方に心配されてはいないか?」 「そんなへましねえ」 「なるほど、猫を被っているのか」 「被ってねーし!!鱗滝さんの前でもわりと素のままだし!!口調は気をつけてるけど…」 「それを、猫を被っている、と言うのだ」 「……」 「……ふ、」 勝った、と思った。 高々一度会った事がある程度の槇寿郎に、育手よりも砕けた態度で接しているという事実に頬が弛む。 鱗滝、と言えば水柱を務めた実力のある剣士だったはずだ。 その彼に師事したとあれば、階級の上がり具合にも納得がいく。 何より、津衣鯉自身が、剣の才に恵まれているのだ。 「今一度、問うてもよいだろうか」 「ん?」 頭を撫でていた手を降ろし、表情を引き締める。 空気が変わったのが分かったのだろう、津衣鯉も面を取って槇寿郎の顔を真っ直ぐに見上げた。 「何のために刀を取った」 それは、二年前の繰り返しのようで。 じんわりと滲むように薫る雨の匂いに、ゴロゴロと遠くで雷が鳴っていた。 その眼差しは槇寿郎を貫かんばかりに愚直で、ほんの一瞬だけ、気のせいかもしれないが。 「 鬼の、目だ 」 瞳孔が縦に割れたように見えた。 視線を逸らすことも出来ぬまま、互いに見つめあっていると、ぎゃあぎゃあと家の中から凄まじい泣き声が聞こえて来た。 その声に大仰に肩を跳ねて飛び上がった津衣鯉に笑い、上がっていけ、と背中を押す。 まるで借りて来た猫のように大人しくなり、小さな声でお邪魔します、と言う姿は、先程までの異質さはどこにもない。 むしろ年相応さすら感じられて、槇寿郎は酷く安堵した。 奥から妻が息子をあやしながらやってくる。 その姿に口を開けて釘付けになっている津衣鯉に、槇寿郎はまた笑った。 竈門禰豆子 珍しく 炭治郎 お兄ちゃん に置いていかれた妹。 しのぶさんが怪我が治るまで気を利かせて預かってくれただけでなく、カナエさんがめちゃくちゃ構ってくれるのでめちゃくちゃ懐いた。 たぶん、喋れるようになったら、 炭治郎 お兄ちゃん の次くらいにカナエさんの名前を呼ぶと思う。 お気に入りはカナエさんのお膝の上。 季節とのファーストエンカウントは18歳の頃、炎柱になる直前くらいを想像。 瑠火さんとは既に結婚していて、子供が出来るのをウキウキと待っていた。 季節が藤の家紋の子であると知り、後日その家が鬼に襲われたかもしれないと聞いてめちゃくちゃ心配した。 セカンドエンカウントは二年後。 槇寿郎は20歳、息子が生まれた3ヶ月後にひょっこり現れて、めちゃくちゃ安心したし、涙ちょちょぎれた。 ただし、顔面に手紙を叩き付けてきたことは許さない 手紙はお館様からの物でした。 季節のことは名前で呼ぶ。 この後、季節との合同任務が増え、季節のストッパーをやりながら徐々に徐々に、季節との才能の差に悩まされていく事になる。 その度に季節に激励されるが、それすら辛くなったところに妻の死が重なる不運。 はっきり言って原作より落ち込みようが酷い。 原因は間違いなく季節である。 後のことはお察しください。 季節津衣鯉 当時ピッチピチ の14歳だった、現在34歳の当作主人公。 ただし精神年齢はXX歳 自主規制 だ。 ちなみに、カナエさんは22歳くらいだと思ってください。 記憶を思い出す前は、不死川兄みたいな感じだった。 だから、不死川兄を見ていると昔の自分を見ているようで居心地が悪い。 ちゃんとできるんだから、口調直そう?そしてそんな季節に、不死川兄はめちゃくちゃ噛みついてくる。 実は前世の記憶を思い出す前に、原作キャラと遭遇していた。 思い出してから、「やっべーよ、とんでもなく生意気な態度取っちゃってたじゃん俺!!」と自分にビビる。 なので鱗滝さんに会いに行くときはちょこっとだけ言葉遣いに気をつけた。 大丈夫、まだ素の口調が悪いことは知られていない。 今の喋り方が確立したのは20歳くらい。 異様に出世が早い。 入隊一年半で丁まで階級を上げた才能お化け。 その後、炎柱である槇寿郎との合同任務が二年ほど続いたため、鬼の討伐数は50を超え、下弦の鬼も二体屠った。 以降、お館様から柱襲名打診されては断り、されては断る。 そりゃあ、槇寿郎も自分の才に悩んで落ち込むわけである。 赤ん坊だった煉獄杏寿郎をあやし、おしめを換えた事もある。 なんなら杏寿郎は父親の槇寿郎よりも季節に懐いていた。 しかし、その事を杏寿郎は覚えていない。 後々、そんな話をするかもしれないし、しないかもしれない。 もししたとしたら、もれなく音柱に聞かれて爆笑される。 憐れ、杏寿郎。 槇寿郎とは何らかの約束をしていた。

次の