ゾム 化け物 小説。 我々だ!曲パロ

ハイスクールD×D 転生せし天才外科医

ゾム 化け物 小説

!注意! ・2. 5次元です! ・ご本人様とは一切関係ありません! ・容姿、ストーリー捏造です! ・軍パロです! ・何か問題ありましたらご指摘下さい!マイピクに下げさせて頂きます! ・一部メンバー様しか出ていません!ご了承下さい! 以上がおkな方はゆっくりしていってね!! [newpage] 『化け物!』 『お前なんて、生きてる価値は無い!』 『この…化け物っ!』 『お前のせいだ!!』 浴びせられる罵倒。 飛び交う怒号。 傷付けられる身体。 それでも死なない。 何度も死のうとした。 飛び降りたり、 手首を切ったり、 首を吊ったり、 水に溺れたり。 それでも、死ねなかった。 小さな少年は、物心付いた時から浴びせられる罵倒、暴言、暴力によってボロボロの身体を小さく縮こまらせ、両腕で自分を抱き締める様にして小刻みに震えた。 もし神様が本当にいるなら。 「殺して…!!」 [newpage] ハッと目が覚め、今まで見ていた物が深く深く苦い夢であると気付く。 髪は乱れ、額や頬には大量の汗が伝う。 荒い息を繰り返しながら自分を落ち着ける様に瞳を伏せて、右手で両目を覆う。 バクバクと鳴り続けて落ち着かない心臓。 未だに止まらない汗。 大きく上下する肩。 彼は上半身をベッドから起こして俯いて口元を押さえ、目を細める。 思い出したくも無かった、あの頃の辛く醜い過去。 彼は、心に渦巻く黒い靄が広がっていくのをどうする訳でもなくぼんやりと感じる。 大きく深呼吸をして、お守りである銀色に光るドッグタグをギュッと左手で力強く握り締める。 漸く身体が落ち着いてきた所で、彼は自分の置かれた状況を整理しようとする。 今、彼は軍拠点の自室ベッドの上で目覚め、微かに消毒液独特の香りがする空色の所謂入院服を着ていた。 何時もしている黒革手袋も外され、枕元のランプの下に添える様にそっと置かれている。 冴え渡った思考回路で冷静に分析していると、ふと思い出して疑問に思う。 それが、彼の抱いた疑問だった。 先の戦争で、彼は何時も通り敵軍の兵士達を次々と斬り倒していた。 向かう所敵無しで、その姿をちらとでも見かけた兵士は逃げ出す様な戦いを繰り広げていたその時、ある兵士が腰を抜かして逃げ惑いながら喚き散らした。 『近寄るな!化け物!』と。 彼は一瞬、大きく目を見開いてその一切無駄の無かった効率化された動きを止めた。 それを見た敵の兵士達は皆一様に、本能の様な何かで感じ取ったのだろう、『そうだ!来るな化け物!』と騒ぎ立てた。 前方を彼に任せ、後方を支援していたトントンが騒ぎに気付いて直ぐに駆け付けると、兵士達は銃や剣を片手に怒号と罵声を浴びせながら、ジリジリと近寄っていた。 彼はその場にしゃがみ込んで、世界から自分を閉ざす様にフードを目深に被り、両手でフードの上から耳を押さえて「嫌や…嫌や…!」と恐怖にその身体を震わせて怯えていた。 仲間意識が強く、優しさを具現化した様なトントンがそんな怯えた彼の姿を見て、怒りを耐える事など出来る筈も無かった。 珍しく怒りを露わにしたトントンは、眼鏡を外したかと思うと輝かしい粛清剣を片手にその敵兵達の渦中に飛び込み、瞬く間に抵抗させる間も無く兵士を斬り裂いていった。 絶え間なく戦場に響く悲鳴と絶叫、断末魔を聞いた軍幹部達は直ぐにトントン達の元へ集まる。 鬱が到着した頃には、トントンはただただ怒りのままに粛清剣を振りかざしており、何時もあれだけ気にする敵の返り血を気にする様子も無く斬り裂いていた。 トントンは最後の兵士がバタリと倒れたのを確認して、粛清剣を身体の前で横に一振りしてからキンと鞘に収め、眼鏡を掛けて彼に近寄ろうとすると、彼は「来んとって!嫌や!」とトントンにさえも怯えて、カタカタと震える。 珍しく弱気な姿に、トントンは相当神経質になっているであろう彼の六感を逆撫でしないように気配を消してゆっくりと近寄り、震えるゾムを背後からギュッと優しく抱き締める。 人の暖かさに触れた彼は翡翠色の瞳を一瞬大きく見開いて、トントンに向かって瞳に大粒の涙を浮かべながら微笑む。 その笑顔は優しくて、 愛らしくて、 無邪気で、 背後に大きな物を背負っていて、 切なくて、 苦しんでいた。 「ゾム…」 「トン、トン…」 彼は戦いで地道に蓄積された疲労が漸く身体に出たのか、こてんと気を失う様にトントンの腕の中で眠った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あぁ、それでか…」 彼…ゾムは思い出し、1人納得する。 きっとその後、戦場からトントンに運ばれて此処でしんぺい神に診察されたのだろう。 だから、ゾムは強くなると決めた。 そして、途方も無い努力と労力、時間を掛けて此処まで昇りつめて来た。 ゾムが俯いたまま小さな溜め息を吐くと同時に、コンコンと扉が軽くノックされる。 「…はい」 ゾムが返事をすると、カチャリと扉が開き、チラッと緋いマフラーと少し疲れている整った顔が現れる。 マフラーの人物はゾムを見ると嬉しそうな表情を浮かべ、小さく手を振る。 「…よぉトントン」 「起きとったんか。 おはよ、ゾム」 トントンは片手にお盆を持って扉を静かに閉めると、そっとゾムの側の椅子に座る。 ゾムが虚ろな瞳で見つめると、トントンは優しくゾムの頭に手を乗せて、ポンポンと撫でる。 ゾムは昔から、こうして気の許せる人物に頭を撫でられるのが大好きなのだ。 少しむず痒い気持ちになりつつも、やはり心地よかったのでされるがままに目を細める。 「どうや?体調」 「大丈夫やと思う…多分やけど」 「なら良かった。 これ飯な」 お盆に並べられた色鮮やかな食欲をそそる美味しそうな料理。 戦争の勝利記念に、とひとらんらんとショッピが大盤振る舞いで作ってくれた料理だ。 因みに兵士達には超大好評で、ひとらんらんとショッピは嬉しそうにハイタッチしていた。 これは暫く眠っていたゾムの為に、とロボロがちゃんと兵士達が食べる前にゾムの分を取っておいてくれたのだ。 今は幹部達は皆、戦後の事後処理に追われている為ゾムの見舞いに来る事は出来無いが、ゾムの容態が気になったトントンがこうして見舞いに来たと言う訳だ。 トントンが簡易テーブルに料理を乗せる。 だが、ゾムは俯くだけで食べようとはしない。 トントンは不思議に思って、小さく首を傾げる。 何時ものゾムなら、食べ物を前にすると目を子供の様にキラキラと輝かせて、山程ある量でもペロリと平らげてしまうのだが、今日は何処か様子が違う。 「…ゾム?」 「!な、なんや?」 「どないしたん?熱でもあるん?」 トントンは自分の白手袋を口に咥えてゾムの長い前髪を避けて額に手を当てるも、通常程の暖かさなだけで特に特出すべき熱さではない。 トントンは額に手を当てたまま、ふと思い出す。 戦争時、敵兵に囲まれたゾムが踞り、敵兵達が罵声や暴言を浴びせていた事を。 トントンは眉を潜めて、ゾムの少し何時もよりも黒く濁った瞳をジッと見つめて、手をギュッと握る。 「トントン…?」 ゾムが首を少し傾げて、トントンの深紅の瞳を見つめる。 「お前が元気無いんは、敵の奴等が原因か?」 「っ…!」 ゾムは反射的に顔を背けてしまう。 その反応を見たトントンは、自分の推測が正しかった事を悟る。 だが、何時もゾムは何れだけ罵られても「敗者に勝者を罵る権利なんて無いねんで?」とその口元を三日月の様に歪めて、煽り返す程だ。 トントンは強い違和感を覚えつつ、ゾムの表情が曇って辛そうにしているのに気付く。 何か声を掛けてあげたかった。 でも、どうすれば良いか解らない。 トントンは何時も言葉に困った時は行動で表す事にしている。 だから、トントンは行動で表す事にした。 俯き、虚ろな瞳を見せるゾムの腕を掴み、優しくグッと引き寄せて抱き締める。 驚きに身を強張らせるゾムは、微かに震えている事が解る。 「ゆっくり、何があったんか話してくれへん?」 トントンの暖かさが人を拒むゾムの心の隙間から、ゆっくりと凍り付いた心を溶かしていく。 ゾムは安心感に包まれ、少しずつ、少しずつ、言葉を溢す様に話し出した。 「…昔、さ。 俺、『化け物』って呼ばれててん。 産まれた時に母親は死んで、父親もそのショックから『お前を産まなかったら母さんは死ななかった』って言われて、ノイローゼになって虐待されて…ろくに飯も食われへんかってん。 ある時な、父親が『お前なんて、生きてる価値は無い!』って言ってさ。 小さかった俺は、父さんに言われるんやからそうなんや、って思った。 だから俺は、せめて父親に迷惑掛けんようにって家出してん。 そしたらな、父親に恨み持ってた奴が急に頭殴ってきて。 でも俺、無痛症やから痛くなくて。 そしたらそいつは『化け物!』って叫んで逃げてった。 」 無痛症と言えば世界的にも至極稀な病気で、痛みを感じる事が無い病気だ。 とは言っても、決して怪我をしない訳ではないが。 トントンは脳内で、今までゾムが何度も頭から血を流したまま平気な顔で帰ってきたりしていたのを思い出す。 ゾムは無痛症である為、怪我をしていると解らなかったのだ。 「それから『化け物』って呼ばれる度に怒られて、蹴られて、殴られた… …怖かってん、俺はずっと独りなんやないかって…思って…」 ゾムは堪えきれずに小さく嗚咽を漏らす。 トントンは優しくゾムを自分の服に埋めさせ、頭を撫でる。 「何回も死のうとした…でも死なれへんねん… 首吊ったり、飛び降りたり、溺れたり…手首切ったり」 ゾムはそう言って、ずっと隠していた手首の内側を見せる。 其処には、決して癒える事の無い、深い深い傷があった。 「それでも、死なれへん。 なら、どう思われようが好きに生きようって、思ってん。 そしたら、お前等に会って…優しくされたんは、初めてやった。 だから、最初は何されるんか解らんくて、ずっと敵対心向けてた。 でも、グルッペンが俺を軍に置いてくれて、ひとらんが毎日ご飯作ってくれて、シッマが初めて笑かしてくれて、トントンが命掛けて守ってくれて。 此奴等は裏切らんって、何処かで直感的に思って。 だから此処まで来た。 やのに、戦争で『化け物』って言われた瞬間、身体が凍り付いて、昔の記憶ばっかり思い浮かんで、どんどんその声はでかくなって、怖くて…」 ゾムは其処まで語り終わるとトントンの服をギュッと握り、しがみつく。 トントンは拒絶する事無く、ただただ「ありがとう」とゾムの手を上から優しく握る。 「ゾムは、化け物なんかやない。 1人の人や。 立派な。 気が利いて、戦いが強くて、皆を笑わせてくれて、努力家で、頑張り屋さんで、悪戯が大好きで。 でも、ちょっとメンタル弱くて、寂しがり屋で、自分を責めがちな、ただの人や。 」 ゆっくりと頭を撫でられ、とんとんと優しいリズムが背中を叩く。 トントンの鈴の様に澄んだ凛とした声に柔らかさが現れ、ゾムをそっと包み込む。 「お前は独りちゃう。 化け物やない。 お前は、世界でたった1人の、ゾムや。 俺の、大事な仲間や。 大切な親友や。 だから、自分に自信持て。 」 ゾムはポロポロに次々に溢れる涙を抑え付ける様に、トントンの胸元に顔を埋める。 トントンはそれ以上何を語る訳でもなく、僅かに声を漏らして泣くゾムをただただ静かに抱き締めて、そっと背中を優しく叩き続けた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゾムがすやすやと安らかな表情で眠ったので、ベッドに寝かせてやって掛け布団を掛ける。 ゾムが眠る表情は、僅かながらに微笑んでいる気がした。 「…寝たか」 其処に、扉を静かに開けてグルッペンが入って来る。 部屋の外の扉に腕を組んで凭れて待っていたグルッペンは、トントンにゾムに何があったのかを探るように頼んでいた。 トントンはゾムの瞳に掛かる前髪をそっと横に流し、「うん」と愛しい息子を見る親の様に優しい微笑みを浮かべる。 「…やはり、トン氏なら話すな。 」 「1番心開いてくれてるやろうからなぁ…グルさんは尊敬的意味では1番やろうけど」 ポツリとグルッペンが呟いた言葉に、寂しさの様な物が見え隠れしているのに気付き、トントンは心を開いてくれている事が嬉しいような、グルッペンに申し訳無い様な、そんな少し複雑な気分になりつつも、自然にさらりとフォローを入れる。 「大丈夫やで、グルさん。 きっとゾムなら何時かは心開いてくれる筈やから。 ふわふわした感触がとても落ち着く気がして、暫く撫でていると随分心地よさそうに口元を緩めて「んん…」と唸るゾムの愛らしい姿に、グルッペンは此奴もこんな愛らしい姿を見せるのだな、と思い、表情を緩めて笑った。 此処に外資系さんが入れば作者の推し完成 ついつい気が付けば推しばかり書いてしまいますが、凄く狂犬さんや煽り手さん、外交官さんや復讐鬼さんも書いてみたいものです ネタを下さい......

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ゾグ (ぞぐ)とは【ピクシブ百科事典】

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ドッデ村を出発した俺は今、10ゴールドバスを利用して別の街へと向かっている。 割と大きなバスで座席の数もそこそこ多いが、今の時間帯は利用する人間はあまりいないらしく、車内は俺を含めて数人程度とそれほど混んでいない。 俺はガタガタと揺れるバスの車内の中、1番後ろの席に腰掛けて封筒に入った50万ゴールドの札束を眺めていた。 これだけの金があれば、武器や防具を買ったりだの装備を整える金を差し引いてもしばらくは生活には困らなそうだな……。 そんな事を考えながら満足げにニヤつく俺。 まぁ、それもしょうがないよな。 だって、当面の死の危機から解放されたんだ。 勇者としてモンスターと戦って死んだ、とかならまだ分かるんだが、金もなく食べる物もなくてそこら辺で餓死とか、間違っても勇者を名乗る奴の死に方じゃない。 そんな死に方をしなくて済みそうだったので、ついついはしゃいでしまった。 ………かといってモンスターに殺されたい訳では無いが。 そんな俺がこんな大金を持ち、バスでどこに向かっているのかと言うと【ゾムベル】というドッデ村よりも規模が大きいらしい町に向かっている。 そこに向かう目的はただ一つ。 モンスターの討伐だ。 …………殺されたくないとか言った直後に、死の危険が常に付きまとうモンスター討伐とか、中々に矛盾してる事を平気でぬかす俺を止める者は誰もいない。 そう、誰もいない。 ………え、仲間? こ、これから増えてくるんだよ、きっと。 うん、そうだよ。 きっとそうだ。 そうに違いない。 ………話を戻す。 そのゾムベルという町の外れに共同墓地があるそうなのだが、つい先日からアンデッドモンスターが発生するようになったらしい。 聞くと、討伐隊は発生したアンデッドを発生当日に全て倒したらしいのだが、次の日には何故か前日倒したアンデッドと同等ぐらいの数のアンデッドが再発生していた。 その日も全て倒したのだが、また次の日には……。 つまり、いくら倒しても次の日には元の数に戻ると。 俺が村長から受けた説明だとそういう事らしかった。 墓地にアンデッドという事は、どうせゾンビとかその辺だろう。 それだったら俺一人でも1匹2匹くらいなら何とかなりそうだ。 俺のイメージしているゾンビは、元いた世界で見た事がある映画やゲームに出てくる様な物を想像している。 ………ウイルス云々の影響で人間の原型留めてないようなマジもんの化け物の場合は知らん。 その場合は逃げる。 迷わず逃げる。 だって死にたくないから。 と、いうわけでこれからは仮想敵をゾンビと想定して話を進めていく。 どうせゾンビの動きは緩慢なはずだ。 そこを金属バットや鉄パイプなどの武器で頭部を攻撃すれば問題なく倒せるだろう。 加えてもし、この世界にレベルやステータスの概念があるのならば、ここで無限湧きするアンデッドを一体一体ちまちまと倒し続けてレベルアップを図っていきたい。 異世界なんだからレベル制とかステータスとか、そこら辺のファンタジー設定は大丈夫だろうと思いたいが。 ………いや、実を言うとステータスやレベルなどはないであろうという事を、俺は薄々気付いている。 その根拠として挙げるのが、竜王ドラグノフと名乗っていたあのドラゴン戦だ。 ドラグノフは間違いなく物語終盤に出てくる様な相手だった。 間違っても駆け出し勇者が序盤で、それも初戦闘の相手で戦って良い存在じゃない。 正直言って、もうこの時点でファンタジーも主人公補正もクソもないのは明白である。 だが、俺はそのモンスターを奇跡的に倒す事が出来た。 ………本当、一体どんな奇跡が起こればあんな化け物を倒せるのか、もはや想像もつかない。 それともあれか、俺はあの場面でもしかして一生分の運を使い切ったのか。 …………………………。 はっ!危ない危ない。 この札束がなければ、危うく俺の理性がネガティブ思考に根こそぎ持っていかれるところだった。 大丈夫、俺にはこの金がある。 大丈夫、大丈夫………。 俺がぶつぶつと呟いていると、俺の前に座っていたおばあちゃんが心配そうにこちらの様子を見ている。 大丈夫です、俺は至って正常です。 ……とりあえず今のところは。 ……っと、話を戻す。 もしこの世界にレベルやステータスなんぞがあるのだったら、あのドラゴンを倒した事で一気にレベルが上昇してもおかしくはないだろう。 しかし、レベルが上がった音なんぞは聞こえてこなかったし、身体能力が上がったような感覚も一切なかった。 …………まあ、それについては仲間が出来たら訊いてみるとしよう。 今はまだいないけどな!!! そんなこんなで、この世界では俺の想像しているファンタジー設定がどこまで通じるのかを確かめてみる為。 そして、発生するイベントに関わっていかないといつまで経っても魔王には辿り着かないんでしょ?という元の世界での経験則から、俺はゾムベルに向かうことを決めたのだ。 あとは……やっぱり『金が欲しいから』かなぁ。 ひっきりなしに出現するアンデッドの対応に困った町は、アンデッドモンスターに対して結構な額の懸賞金も掛けられているそうだ。 (ドッデ村で聞いた) が、近年、魔王軍のモンスター達が徐々に力を付けてきているため、自分から進んで冒険者になろうとする者は以前と比べて少なくなってきたという。 特に地方はその傾向が強く、深刻な冒険者不足に悩まされているそうだ。 そのためそれを補う形で討伐隊が配置されているらしい。 ………えっ?ちょっと待てよ。 この世界の人達ってほとんどが魔法や特殊能力を使えるんじゃありませんでしたっけ? そんな人達ですら冒険者になりたがらないとか、魔法すらひとつも使えない俺は絶望的じゃないですかね? せめてある程度まとまった金が手元にあれば、勇者の名前をほっぽり捨てて逃げられる可能性も…………。 ん? そういえば今の俺の手元には50万ものまとまった大金があるな……。 …………こんな偶然が果たしてあるのだろうか。 これはつまり『勇者の肩書きなんぞ放り捨てて、その金持ってトンズラこいちまえ』という、神のお告げが云々的なそういうあれ的なあれか? そんな事をバスの車内で悶々と考えていると。 『まもなく【ゾムベル】に停車します。 お降りになる方はお近くの降車ボタンを押してください』 次に停まる場所がアナウンスで流れる。 ………まずは共同墓地に行ってみよう。 それから考えてみるのでも遅くはないだろう。 そうして、様々な現状が重なり情緒不安定な俺は、躊躇いながらも近くにあった降車ボタンを押したのだった。

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ゾム 化け物 小説

フードの後ろには ゾムside ページ14 ゾムside ・ ・ 『シッ…マァ、お、れゾムの事っ…殺しちゃっ、う…止めて…や』 kn「っあ、Aの勝利!!おい、A!!しっかりせい!!」 『ヴぁ…人間…殺す…』 zm「っおい!!A!!…ごめん失礼するで」 一応Aに謝って手刀をし、気を失わせてもらう。 kn「ゾム、俺まだ訓練あるから…医療室運んでもらってええか?」 zm「…おう」 …正直、手合わせしていた時に途中から感じがガラッと変わった。 多分に何かに反応したんだろうけど…そこから本当に人を殺しに行くような…そんな感じやった。 ペ神に容態を聞くと、安静にすれば治るとの事だったので安心しながら彼のそばで起きるのを待つ。 赤いフードから見える明るい茶髪は俺と似てて少し嬉しい。 そしてそこから覗かされる白い肌。 それに見入っていると、少し違和感を覚えた。 フードを取って茶髪を上に上げてみると…たくさんの跡があった。 zm「っは…?」 まるでずっと手術してたみたいな、そんな跡。 今までは隠していたんやな…なんて思いフードを被させて自分の部隊に戻る。 …彼が途中から起きてるのを知らぬまま。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー えー、どうもこんにちは、こんばんは、どうもノロいぬ。 です!! もう一度この場を借りて感謝を!! なんと…お星様に色がつきました!!え、ほんとに??え、大丈夫??不具合とかじゃない?あれ、僕が携帯に直に描いただけ? お星様もりっぱなシャオちゃんカラーで…ほんまに嬉しいかぎりどす!!! ?? シャオチャン… そこの貴方、SAN値チェックですよ そしてそして!! 500hitありがとうございます!!! 初めて…3. 5日目ぐらいかな?ほんま嬉しいです!!ありがとうございます!! そしてそしてのそしての最後に!!! お気に入り登録7人ありがとうございます!! してくれた人はもう神様だと断定して思い切り崇めますのでんふふ 殴 アンダラー踊り出来ます。

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