うまかっちゃん1袋• 水350ml• 豆乳200ml• 味噌小さじ1• 豚ひき肉40g• むきエビ20g• 人参40g• キャベツ1袋• とうもろこし30g• モヤシ40g• ニラ25g• サラダ油小さじ1• 片栗粉小さじ1• 人参は4cm程の短冊切り、キャベツはざく切り、ニラは4cm程にカットします。 とうもろこしは身をそいでおきます。 フライパンにサラダ油を熱し、ひき肉を炒めていきます。 3の色が変わったら、エビ、人参、キャベツ、とうもろこし、もやしの順で炒めます。 軽く塩コショウをして、鶏がらスープ、にらを加えて一煮立ちさせます。 水溶き片栗粉を加えてとろみを付けましょう。 鍋に水と豆乳を入れて沸騰させたら麺を入れてほぐしましょう。 麺が茹で上がる前に味噌を溶かして火を止めて、調味料類を加えます。 お皿に移してオイルを加え、炒めた具材をトッピングすれば完成です。 作り方はまず準備した調味料類と水を鍋にすべて入れて一煮立ちさせます。 この間に別の鍋で豚バラ肉を10分程下茹でしておきましょう。 調味料と水を一煮立ちさせたら下茹でしておいた豚バラ肉を加えます。 そのまま弱火で30分程煮込みます。 「わざわざ調味料に入れた水分を蒸発させているので、この工程は省けないのか?」と思う方もいるかもしれません。 しかし、あえて加えた水分を蒸発させる事で醤油の角が取れてまろやかな味わいに仕上げる事ができます。 少し面倒に感じるかもしれませんが、こだわる方にはぜひ行ってほしい行程です。 火を止めたら豚バラ肉を熱い内に取り出してアルミホイルで包みます。 こうする事で中まで火を通しても肉が硬くなりませんし、味もしっかりしみるようになります。 その後は冷めるまで常温で放置しておきましょう。 チャーシューをと出した後の調味料はカエシとなります。 保存しておきたい場合は、消毒した密封容器に入れておけば 冷蔵庫で1週間程保存可能です。
次の九州人が上京すると「東京にない!」と驚く食品があります。 それがインスタントラーメン(袋麺)の「うまかっちゃん」。 あんなに美味しいのになんで東京に来ないんだ!と疑問が浮かんだため、商品担当者にその疑問を投げかけると共に「うまかっちゃん」の上京を懇願したいと思います。 草むしりをする日々から生まれたとんこつラーメン「うまかっちゃん」 九州人が好むラーメンといえば、とんこつラーメン。 そんな九州人の好みにマッチするのが、とんこつ風味のスープが特徴のインスタントラーメン「うまかっちゃん」です。 「うまかっちゃん」は九州でトップシェアを誇る袋麺ですが、販売元のハウス食品によると当初はしょうゆ味などの袋麺を販売していたため、九州での売上は苦戦していたそうです。 不安定な生産計画から、工場が稼働しない日は、工場の環境整備や草むしりなどをして過ごす日々。 九州市場からの撤退も検討されるなか、「九州のラーメンとは何なのか」を考えた結果、とんこつスープに辿り着き、1979年9月に「うまかっちゃん」が誕生しました。 ・「うまかっちゃん」 ・「濃厚新味」 ・「博多からし高菜風味」 ・「久留米風コクとんこつ」 ・「熊本 香ばしにんにく風味」 ・「黒豚とんこつ 鹿児島焦がしねぎ風味」 なお40周年を記念して、2020年2月までの期間限定で「うまかっちゃん<濃い味>復刻版」が発売されています。 「うまかっちゃん」は東京進出しないのですか? 「うまかっちゃん」の販売エリアは九州・沖縄県 および山口県。 一部商品は近畿エリアでも売られています。 なぜ東京で販売していないんでしょうか? 商品企画担当の桑原さんに東京進出を懇願したところ「東京進出は、考えておりません」とのこと。 残念ながら、東京進出は考えていないそうですが、ここで朗報です。 ハウス食品の公式通販サイト「ハウスダイレクト」でなら「うまかっちゃん」シリーズの一部商品をご購入できます。 最新情報をご確認の上、ご購入ください。
次の「うまかっちゃん」とは 言わずと知れた九州のデファクトスタンダードな袋ラーメンです。 発売は1979年。 九州各県をイメージしたバリエーションはありますが、ノーマルは発売以来まったく味を変えずに今に至ります。 ありがとうハウス食品。 味もマイルドでありながらくどさもなく、トッピングも何にでも合うのも人気の要因のひとつだと思われます。 塩こしょうで味付けした野菜炒めを乗せて食べるのは定番ですね ご家庭によります。 一応は西日本限定商品で、実家からの補給物資の定番だったり、帰省の土産で買って職場でバラまくと喜ばれたりするのですが、最近ではネット通販だけでなくドン・キホーテで販売され、全国で入手できるようになっています。 九州の小学生は、自分でうまかっちゃんを作るために 火の使い方を覚えます。 我々の世代は小学校の土曜日の授業は半ドン 午前中まで で、家に帰ったらうまかっちゃんを自分で作り、 独占!女の60分を見ながら麺をすすってスープを飲み干し、遊びに出かけたものです。 作る 裏面を見てみましょう。 まあ普通の袋ラーメンの作り方と同じなのですが、唯一違うのが茹で時間が3分ではなく 90秒なところです。 これは濃厚新味では麺の細さがノーマルの1. 4mmから1. 2mmと細くしたためだと思われます。 まあ福岡の豚骨ラーメンって本来は細麺ですしね。 ちなみに細麺を試作してる最中に工場の機械を壊してしまったそうです。 それだけシビアなんですね麺の世界って。 袋から出してみると、確かに細いですね… というわけで茹でてみるわけですが… コイツ、1分経過してもほぐれにくくて、本当に90秒で大丈夫なのか不安になる… 90秒経過しても若干不安が残る感じでしたが、火を止めて粉末スープと調味油を入れている間にちょうど良い固さになりました。 食べる 麺はめちゃくちゃちぢれているノーマルと比べると、若干ちぢれを残しつつもストレートに近づいています。 食感はノーマルのふにゃふにゃ感をある程度は残しつつ、 細麺ならではの歯ごたえ感が表現されています。 しかもノンフライめんでなく、揚げ麺で。 正直「頑張ったな」という印象です。 ノーマルと比較して茶色みを帯びたスープは、 ずいぶんストレートな味になったという印象です。 ノーマルはクリーミー感があるまったりした味ですが、濃厚新味では塩味とか調味油の風味とか豚骨感、それぞれの主張をハッキリ出した味に感じます。 脂でごまかさないガツンとくる系の濃厚と言えばいいでしょうか。 現代人に合う味かもしれません。 濃厚新味を一言で表現すると 洗練された「うまかっちゃん」 になると思います。 総評 うまかっちゃんの真骨頂は• クリーミーさを表現した、マイルドでまったりした優しい豚骨スープ• その優しいスープを絡めて口に運んでくれるちぢれ麺• お湯をたっぷり吸い上げてコシがないふにゃふにゃした麺と、優しいスープが織りなす味のハーモニー であり、 このトータルバランスとアイデンティティこそが九州民から愛された理由だと思います。 それを現代の技術を駆使し、うまかっちゃんらしさを残しながら洗練させた。 「開発期間は通常の6倍」「試作数は400以上」というのも納得します。 でもね。 九州民って味に対して すんげえ保守的なんですわ。 というわけで九州を離れて20年ほど経過した私ではありますが、残りの濃厚新味を食べきった後に ノーマルに戻ると「そうそうこれだよこれ」と言うと思います。 GPZ900Rのフルカスタム車に乗った後にノーマル に近い 車両に戻ると「そう、ニンジャってこうだよな…これなんだよ…オレは今まで何をやってきたんだ…」と思うのと同じです。 ただ濃厚新味は「洗練」されたが故に、 ノーマルの味に思い入れがない東日本では評価が逆転し、かなり好評になるのではと思います。 ドンキで売られ始めたらどうなるか楽しみです。 昔から親しまれているナショナルブランドの食品で味を変えるのは、非常に難しいです。 例えば近年ではエバラ食品工業が「黄金の味」をリニューアルしましたが、あまり好調ではないようです。 うまかっちゃんについてはリニューアルとはせず別ブランドとしてノーマルと併売という形を取ったのも、そういった事実があるからでしょう。 ましてや味に保守的な九州が主戦場ですので。 ただ技術はここまで進化し、国民のライフスタイルや味覚も大きく変化しています。 そのような社会の中で袋ラーメン界隈ではマルちゃん「正麺」が大ヒットとなり、メーカーとしても 「そろそろ新しいものにチャレンジしたい」となるのは当然ではないかと思います。 社運を賭けたプロジェクトに匹敵したであろう商品開発は相当なプレッシャーもあったでしょうし、半ば楽しみながら高いモチベーションで作り上げた開発者の姿も想像できます。 そういったことを考えると「これもうまかっちゃんのバリエーションとして受け入れられるといいよね」という、ブログが故の 当たり障りのないことを思わずにはいられません。
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