村山由佳 官能。 楽天ブックス: ダブル・ファンタジー 下

『アダルト・エデュケーション』(村山由佳)の感想(127レビュー)

村山由佳 官能

爽やかな青春小説から深い官能を描いた作品まで、数多くの恋愛を描いてきた直木賞作家・村山由佳さん。 中でも、転機作として賛否両論を巻き起こした『ダブル・ファンタジー』と、去年刊行された続編の『ミルク・アンド・ハニー』では、主人公の脚本家・奈津が心の向くままに男性と肌を重ねていく。 リアルで刺激的な性描写や人物設定に、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかとつい勘ぐってしまうが、 「自分で経験したことのない感情は書けない」と村山さんは話す。 50代になっても恋愛したい気持ちは変わらず、むしろ強くなっているという。 「恋をやめようと思ったことはないんですか?」という質問に、ふんわりとほほ笑みながら、柔らかな口調で答えた。 キャリアを築いても、恋愛でしか承認欲求が満たされず 現在54歳。 2度の離婚を経て今、新たなパートナーと暮らしている。 「ずっと恋はしていましたね。 全く褒められたことではないのですが、いつも新しく好きな人ができたことを機に、前の人と別れてきました。 人を好きになるときは頭で考えたりしないし、好きになったら飛び込んでみようという性格。 それは今更変えられないから、仕方ないかなって」 「恋愛をもうやめたいということはあったと思うんです。 けれど、 ずっと自己肯定ができなかった自分にとって、恋愛は承認欲求を満たすもの。 恋愛への依存がありました」 29歳で小説すばる新人賞を取り、38歳のとき『星々の舟』で直木賞を受賞。 25年にわたり順調なキャリアを築きながらも、仕事で承認欲求が満たされることはなかったという。

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村山由佳

村山由佳 官能

村上由佳は1990年代から活躍する日本を代表する恋愛小説家です。 初期の頃は絵本や純愛小説を多く書いていました。 この頃の作品を白村上、2000年代以降の官能小説などの作風を黒村上と呼ぶ人もいます。 2018年で作家デビュー25年を迎えました。 この作風の変化の分岐点となる作品が『ダブル・ファンタジー』です。 村上由佳の自伝的小説は「花酔い」だと言われていますが、この『ダブル・ファンタジー』もある意味村上由佳の人生にリンクしているところがあります。 数々の賞を受賞し、作家としては成功をおさめていた村上由佳。 結婚して千葉県鴨川に夫と暮らしていましたが、愛猫を連れて飛び出してしまいました。 その後も転居と2度目の結婚・離婚をしますが落ち着くことができず、現在は軽井沢で猫たちを暮らしています。 変化し続けながら時相を反映した小説を世に送り続ける村上由佳。 最近は彼女と人生をともにしてきた猫たちに焦点を当てたフォトエッセイが人気です。 1990年代から活躍し続ける彼女の作品を人気順に紹介していきます。 「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズなど純愛小説が得意な印象のある作家ですがW不倫や同性間の恋愛、母との関係に悩む自伝的小説も書いています。 一言では言えない魅力がたくさんある彼女の作品にハマってみませんか? 自身が経験したことでないと書けないと言う村上由佳。 村上由佳が書く登場人物は彼女の一部なのかもしれません。 今回はそんな村山由佳の小説をジャンル、長さ、文学的評価の観点からランキング形式で発表します。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. どの短編も恋愛のタブーに挑んだ画期的な作品です。 欲望に忠実に生きる女たちの性別を超えた性愛を描いた連作小説。 感情、理性、世間体に苦しみもがきながらも自らの幸せを探し求めていきます。 本当に愛してる弟と結ばれないから彼の彼女と寝る姉。 彼女は姉にのめり込み、姉も彼女にのめり込んでいきます。 そんな一見歪んだように見えながらもどこか純粋な愛の形。 絶対に登場する性愛シーンも、美しい描写で一人でじっくりゆっくり読みたくなります。 雑誌に連載中から 同じような悩み、体験をもつ女性から感想や相談 が相次いだというのも頷けます。 男と女の織りなす心と体の綾、禁断の女同士、 一人Hと近親など、バラエティーに富んだお話です。 いろいろあった、いろいろあるけれども、やっぱり女、 結局最後は生き生きとしている余韻を残すのが、 男としてはうらやましい。 恋愛小説家の著者は決して恋愛のエキスパート でなく、恥ずかしい失敗、夢にも出る後悔の宝物蔵 から引きずり出して紡いだ物語だと言う。 それでも 作家だから告白手記であるはずもないとは知りつつも、 著者の実人生を垣間見てしまったと錯覚して得をした 悦びを感じさせてしまうあたりは、さすがです。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. 中でも複雑な家庭環境をもつ秀俊を主人公に物語は進んでいく。 父を早く亡くし、母に放置され、母の愛人に暴力を振るわれる日々に耐える秀俊。 そんな彼が出会った新たな父親的存在の男はやくざだった。 そんな秀俊に好意を抱く陽奈乃。 陽奈乃が好きな亮介。 そんな3人を見守る美月。 しかし中学2年の夏陽奈乃が暴行・強姦される事件が起きてしまう。 世間体を気にする陽菜乃の親はこの事件を訴えず、彼らは自分たちで復讐を実行してしまった。 それから4人は誰にも言えない秘密を抱えたまま生きていくことになってしまう。 それぞれ別々の人生を歩むことになった彼らが再会したのは20年後だった。 彼らの昔の想いと今の想いが交錯する。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. 王道純愛ストーリーです。 父の転勤のためにいとこ姉弟と暮らすことになった高校3年生の勝利。 久しぶり会う5歳年上のいとこのかれんは美しく成長していた。 すぐに彼女に惹かれる勝利。 しかし彼女は彼が通う高校にその春新任で赴任してきた美術教師だった。 しかし彼女には秘密がありました。 そんな彼女の秘密を知ってしまった勝利は彼女を守ってあげたいと願います。 勝利のまっすぐで純粋な想いにキュンときます。 純粋とか一途とか。 今どきそんなの……と思われそうな言葉ですが、 同時に今となっては失われてしまった思いでもあると思います。 この作品における人物たちは、 みんな素直で、真っ直ぐな心を持つ人ばかりだと思います。 それぞれが事情を抱えて。 悩み、苦しむけれども、徐々にそれも思い通じるときがくる。 「ひたすらにピュア」なこの作品は、読み終わったときに、 爽快感、というか晴れ晴れとした気持ちにさせてくれるはずです。 そして切なくてもどかしい、そんな恋愛も楽しむことが出来る筈! 個人的にも、これからの続編がとても楽しみな作品です。 数年経っても色褪せることがない、一途な思いという気持ち。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. そんな時ふた回りも年上の尊敬する演出家と関係を持ってしまった奈津。 短い間の関係だったがこのことが彼女の心と身体が性への欲求を目覚めさせてしまいました。 演出家と別れた奈津は出張先の香港で大学時代の先輩と再会。 ほのかな想いを寄せながらも卒業後は会うこともなかった彼は青春を思い出させてくれる存在だった。 そんな彼との性的関係は奈津をさらに官能の果てに導きます。 兄のような家族のような彼との関係の先にもいろいろな男と関係をもつ奈津。 それでもずっと一緒にいたいという男になかなか巡り会えません。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. shopping. yahoo. 娘なら誰しも通るかもしれない道。 小説家の夏帆は、母親への恐れと尊敬があった。 しかし年頃になり母との接し方がわからなくなった夏帆はとあるきっかけで母に反発するようになる。 村山由佳の自伝的小説。 いつも厳しい母を尊敬していたつもりだった小説家の主人公。 母から逃れるように放蕩、結婚、離婚を経て母娘関係を見直すようになります。 母と娘一番近い女通士だからこそ分かり合えないところもあります。 大人になって、娘を持って初めてわかる母の気持ち。 だから今母との関係を見直したくなる一冊です。 村上由佳自身の母が認知症になり、彼女の小説を読めなくなったことをきっかけに書かれた小説です。 ひりひりと突き刺さるような思いで、一言も読み飛ばせずにこの本を読んで、最後には夫に心配されるくらい号泣してしまった自分の読み方のほうがおかしかったのか? と不安になり、ネットを検索してみましたが、読書メーターなどではすごく高評価で、安心しました。 もちろん万人受けする小説だとは思いませんが、作者もそんなことは覚悟の上で書いていると思います。 私も、母を愛せなくて、そのことを誰にも言えませんでした。 言えば、それこそここに書かれているような意見によって、自分を否定されたり攻撃されたりすることがわかりきっていたからです。 いい年をして、大人になりきれていない。 母親から傷つけられたことくらい誰だってあるんだから、いいかげんに自分で折り合いをつけるべき。 どれだけ自分が大事なんだ、と。 経験のない人からそういうふうに言われる (だろうと予想が付く) ことこそが、世の中の、母親との関係に苦しむ娘たちを、なおさら痛めつけてきたように思います。 主人公は、作中で何度も冷静に自分を省みては、この年齢になってもこんなことにこだわってしまう自分のほうがおかしいとわかっている、でもどうしようもない……と堂々巡りします。 でも、その姿がリアルであるからこそ、現実にどこまでも弱かったために母親を許せずにきた私のような読者は救われるのだと思います。 いろんな意見があるとは思いますが、レビューを見て読もうかどうしようか迷っている人は、ここの星の数だけで単純に判断しないほうがいいかもしれません。 少なくとも私は、心の底から救われて、少し楽になれました。 この本を書いてくれた作者の勇気に、感謝します。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. 結婚して10年、夫は勤めていたドラマ制作会社をやめて、マネージャーとして主夫として奈津の仕事や生活に干渉、束縛するようになってきた。 支配的な夫の態度に萎縮し、精神的に追い詰められる奈津。 さらにもともと性欲の強い奈津は心も身体も満たされない日々に限界だった。 そんなときに奈津は尊敬するふた回りも年上の演出家とメールで連絡を取り始めた。 彼との出会いが奈津の抑え込んでいた性欲を爆発させてしまう。 彼との逢瀬にのめり込み、夫との生活を捨てて、東京で一人暮らしを始めた奈津は何人もの男と逢瀬を重ね、自分を満足させてくれる人を探し続ける。 何人もの男と身体を重ねる奈津に嫌悪感を抱かせないどころか、次の男は合うといいねと読者が思ってしまう作者の描写がうまい。 夫と子供の世話だけで毎日の8割が終わってしまうような生活です。 自分の身体を磨きあげるような贅沢な時間は取れません。 化粧もたまに。 マニキュアなど、とんと塗ってません。 そんな他者優先の生活を続けるなかで、偶然この本に出会いました。 当時話題だったので存在は知ってはいましたが、その時は興味が涌きませんでした。 美容ケアはする時間が無くても、この本はむさぼるように読んでしまいました。 あさましいでしょうか。 既婚女性の欲求不満と片付ければ、なるほど何とも下世話な本ですね。 低レベルに思えるのかもしれません。 しかしある一定の年代の既婚女性の言葉にできない停滞感に、この本は上手に寄り添っていると思います。 エッチな部分もたしかに愉しいですが それよりは夫というものに対する諦念、女として老いて変化を遂げていくことへの恐怖のようなこと。 そういうありがちだけどあまり話題に出しにくい感情を上手に掬いとっていると思うのです。 だからエンターテイメントとして非常に面白かったです。 子供の寝た側で不倫の話を読むなんてふしだらでしょうか。 夫のいる身でこんな小説を読むなんてけしからんでしょうか。 私はそうは思いません。 母であり、妻である前に、ありのままの自分自身を大切にしたい。 そう思うのはごく自然なことです。 主人公の奈津も性を通してそういう自分というものを探す漂流をしたのだと思います。 おいそれと他人にすすめられません。 読者を選ぶでしょう。 崇高な作品なわけではありませんが、エンターテイメントとしては面白かったです。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. しかし妻が選んだのは夫が選んだ女の夫だった。 W不倫の相手はお互いの相手。 性欲を満たすだけの身体だけの繋がりだったはずなのに。 秘密の関係に堕ちていく2組の男女を描いた小説です。 実家が老舗呉服屋である結城麻子は東京の大学を卒業後ブライダル関係の会社に就職。 同僚の小野寺誠司と結婚した。 就職して10年あまり実家の父が倒れたことをきっかけに老舗呉服屋を継ぐことになった麻子。 そんな時祖父が麻子のために集めていた明治から昭和初期に作られたアンティーク着物の存在を祖母が教えてくれ、麻子はこれらの着物を扱う店を新たにオープンしました。 一方早くに母を亡くし京都鞍馬の老舗料理店を営む母の兄である伯父の元に小学校を卒業するまで預けられていた桐谷千桜(ちさ)の父は葬儀屋チェーンを営んでいた。 短大を卒業して父の秘書をしていた千桜(ちさ)は9年前に婿養子を取り正隆という男性と結婚しました。 ある日千桜(ちさ)と正隆の夫婦は80歳を目前に亡くなった伯父の料亭の離れで代々料亭の女将が着ていた着物を大量に見つける。 その離れは千桜(ちさ)が伯父と秘密の関係を持った思い出の場所だった。 正隆がその着物を引き取ってもらう相談をしたのが麻子の店でした。 麻子と正隆はそうして出会ってしまいます。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. 第129回(平成15年度上半期) 直木賞受賞作品。 とある家族をそれぞれの章の主人公にした短編集です。 それぞれが重い秘密や悩みを抱えていながら物語にどこか救いがあり、暗くならないのは村山由佳だからかもしれません。 彼らは特別な人たちではなく、どこにでもいる普通の人たちです。 また彼らの抱える秘密ももしかしたら私たちが抱えてしまうものだったのかもしれません。 とある事情で15年も家に帰らなかった次男。 相手のいる男性しか愛せなくなってしまった末娘。 決して愛せない相手を愛してしまった長女。 妻子がいるのに若い部下との浮気に走り野菜作りに没頭している長男。 戦争の混乱の最中に犯してしまった罪を抱え続ける父。 それぞれの物語が短編として収録されています。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. 性に奔放な脚本家の女性奈津が夫との穏やかな生活を捨て、いろいろな男との逢瀬を重ねながら心と躯を満たしてくれるものを探し求めます。 一人の男大林を選び落ち着いたように見えた奈津でしたが、彼もまた彼女を満たす存在にはなり得ませんでした。 恋愛と性愛を外に求める彼女と彼女の行動で狂っていく大林。 しかしそんな二人はなぜか再婚してしまうのです。 でもやっぱり合わなくて幾度か思いとどまるものの結局離婚。 でもそんな奈津を救ってくれた人がいました。 昔から彼女を知っている人です。 どことなく今の作者本人の境遇に似ていますね。 恋愛小説の名手村上由佳の最新作にして最高傑作とも言われる小説です。 amazon. afl. rakuten. 218bc1d1. 17b592bd. rakuten. rakuten. valuecommerce. yahoo. しかし彼女の生活は順風満帆とはいかないものでした。 作家デビューから23年2度の離婚と度重なる転居を繰り返してきた彼女。 彼女といつもともにいたのは愛猫のもみじ(17歳)。 どんな時もいつも一緒にいた 「戦友」と村上由佳はと呼んでいました。 しかしある日もみじがある病に侵されていることがわかります。 最愛の「戦友」との思い出と別れを綴った猫好きもそうでなくても涙なしには読めない一冊です。 2018年に放送されたNHKの猫と著名人との生活をテーマにしたドキュメンタリー番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。 村上由佳と猫たちが出演した回は大きな話題になりました。 その撮影秘話も盛り込まれています。 ベストセラー作家としての地位を築きあげながらも私生活は波乱に満ちたものでした。 会社員や塾講師などを経験し、26歳で「いのちのうた」という童話でデビュー、純愛シリーズ小説の「おいしいコーヒーの入れ方」は大ヒットしました。 結婚後は夫と千葉県鴨川で暮らしていましたが家を飛び出してしまった村上由佳とともにいたのは2匹の猫でした。 波乱の人生を歩む村上由佳。 2匹だった猫も5匹に増えました。 しかし一番彼女に寄り添ってきた最年長の猫もみじでした。 もみじをはじめとする本当に話し出しそうな個性豊かな5匹の猫たち。 村上由佳による彼らの言葉が面白くて、人情があって、暖かくてほっこりします。 彼らとの出会いと暮らしと別れの物語はとても感動します。 猫好きでなくても楽しめる猫エッセイです。 逆に猫好きにさせられてしまうかもしれません。 また今まで村上由佳作品に接点がなかった人も猫とのエッセイは読みやすいと評判です。 愛くるしく、表情豊かな猫たち。 作者か人生の危機に直面した際も常に一緒にいてくれました。 そしてWEB連載から話題となって書籍化された『猫がいなけりゃ息もできない』はランキング1位になっています。 自分の選択に悩み、それでも世に素晴らしい小説を送り続ける一人の女性としての作者に家族として寄り添ってきた猫たち。 もの言わぬ彼らの言葉を気っ風のいい江戸っ子訛りで代弁する村上由佳の言葉にほっこりします。 2000年代に入り村上由佳は官能小説も得意とするようになりました。 中でも昨年ドラマ化された『ダブル・ファンタジー』は仕事も家庭も充実しているはずだった女性が支配的な夫との関係に悩み、自分の心と体に忠実に性愛を求めていく官能小説です。 作者が女性なので性描写が嫌らしくないと女性からも人気です。 現実には絶対にできないけれど小説を通して密かな願望を叶える女性も多いのかもしれません。 他にもランキングで紹介している『花酔ひ』、『アダルト・エデュケーション』など『ダブル・ファンタジー』以外にも女性が主人公の官能小説をたくさん書いています。 口コミに多い全然いやらしくないという大人の恋愛小説をたまにはゆっくり読んでみたいですね。 村山由佳はいろいろな作風を持つ作家です。 村山由佳の小説が好きな人は初期の純愛小説が好きだという人が多いです。 しかし最近は心と身体を満足を求める女性が主人公の官能小説も人気があります。 既婚者の女性が夫との関係に悩み、全てを捨てて女としての幸せを追い求める。 とても共感という感情だけでは言い表せないけれど、世の女性たちの支持を受けています。 自分の心と身体の自由を追い求めるなら、家族を作ることはできません。 「自由と寂しさ」というニュアンスのキーワードが作品のいたるところに出てきます。 幻冬舎• 商品名• 猫がいなけりゃ息もできない• ミルク・アンド・ハニー• 星々の舟• 花酔ひ• ダブル・ファンタジー 上• 放蕩記• ダブル・ファンタジー 下• キスまでの距離• 嘘 Love Lies• アダルト・エデュケーション• WEB連載から書籍化された大人気フォトエッセイ。 心も躯もあなたじゃ満たされない• Voyage Through Stars• 2組の夫婦と衝動と背徳に満ちた物語• ドラマ化もされた愛と官能の衝撃作。 愛したいのに、愛せない。 心と身体を満たして…• 守ってやりたい。 誰にも渡したくない。 どんな地獄だろうと構わない。 でも、この秘密だけは、絶対に守り通す。 渇いた体と心に染みいる長編連作小説。 1512円 税込• 1944円 税込• 745円 税込• 1500円 税込• 562円 税込• 810円 税込• 626円 税込• 432円 税込• 1944円 税込• 648円 税込• ジャンル• 青春小説• 恋愛小説• 青春小説• 官能小説• 恋愛小説• 青春小説• 恋愛小説• 恋愛小説• 青春小説• 官能小説• ページ数• 228ページ• 553ページ• 432ページ• 395ページ• 305ページ• 528ページ• 294ぺージ• 205ページ• 535ページ• 305ページ• 出版日• 商品リンク•

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極上の性描写が楽しめる小説3作品

村山由佳 官能

凡庸というのは、目新しくないという意味合いの批判的な言葉に聞こえがちです。 でも、いつの時代でも、誰かに恋し、誰かを愛する気持ちやそのプロセスは大きく変わらないはず。 村山さんは、普遍的な「恋愛」を描いているからこそ、多くの人の心を打ち、老若男女に支持されるのです。 ここでは、村山由佳さんの著書から、読んでほしいおすすめの作品をご紹介します。 村山由佳さんの代表作 「天使シリーズ」 「」 集英社 19歳の僕と、27歳の春妃。 なんと春妃は、僕のガールフレンドである夏姫の実姉でした……。 小説すばる新人賞受賞作。 売上100万冊を突破したミリオンセラー作品であり、日本を代表する恋愛小説とも言えます。 村山さんは「格調高い『文学』でなくていい。 全ての人を感動させられなくてもいい。 ただ、読んでくれた人のうち、ほんの数人でいいから心から共感してくれるような、無茶苦茶せつない小説をかきたい」と考え、この作品を完成させたのだとか。 この作品を読むと、せつなさに胸が張り裂けそうになります。 号泣したいときにはおすすめですよ。 甘酸っぱい恋模様 「おいしいコーヒーのいれ方シリーズ」 「」 集英社 「おいしいコーヒーのいれ方」10冊と、 「おいしいコーヒーのいれ方 Second Season」8冊から成るシリーズ。 甘いコーヒーを飲んだときのような、あたたかくほんわかした気持ちを味わいたい方にはこちらをおすすめします。 描かれているのは、高校生の勝利 かつとし と、いとこのかれんの甘酸っぱい恋。 ファースト・キスの喜び、互いへの思いやりが招く優しい嘘、遠距離恋愛、すれ違い……。 定番のシチュエーションだと言う人もいるでしょう。 でも、その普遍性こそが、村山作品の読みどころ。 登場人物たちの気持ちが手に取るように分かり、その共感が感動を生むのです。 なかなか進展しない2人にやきもきしながらも、どこか懐かしい気持ちになるんですね。 村山さんはあとがきで「活字を追いながら、我がことのようにドキドキして頂けたなら、それほど嬉しいことはありません。 コーヒーも、小説も、同じこと。 要するに、「おいしいか・おいしくないか」、それだけのことなのですから」と書いています。 ぜひ本書をおいしく味わってみてください。 傷を持つ人々の恋愛を描いた癒やしの物語 『青のフェルマータ』 『』 集英社 こちらはシリーズものではなく、1冊完結の長編。 村山作品の「透明感」を感じたいときにはこの作品をおすすめします。 舞台はとあるイルカの研究所。 心に傷を負った里緒が、周囲の人々やイルカと触れ合うことによって、元気を取り戻していく……という王道の人間ドラマ。 ストーリー展開もさることながら、この作品はなんといっても村山さんの筆力が素晴らしいです。 たとえば「わたしは水から顔をあげ、海と区別がつかないくらいに青く澄んだ空を見上げた。 ぽっかりと浮かんだ真綿色の雲のおなかが、水を映して、透きとおったエメラルドグリーンに染まっている。 夏の匂いがした。 風からも、水からも、夏の匂いがしていた」など。 みずみずしく、美しい情景描写にぐいぐい引き込まれること間違いなしの作品ですよ。 ひとつの家族をめぐる物語 『星々の舟』 『』 文藝春秋 直木賞受賞作。 受賞時「この作家がこの一作で、大きな壁を突き破ったことは、間違いないだろう」と審査員に評されたことからもわかるように、村山さんのこれまでのイメージを一新する作品となっています。 描かれているのは、不倫、兄弟間の恋愛、いじめ、虐待、従軍慰安婦といった理不尽な現実。 ですが、決して暗い小説ではなく、社会派小説の一面が垣間見られる『ビターな大人の恋愛小説』に仕上がっています。 本書のポイントは、次男、次女、長女、長男、長男の娘、父の、6人家族それぞれの視点から物語が描かれていること。 家族という共同体のなかでも、それぞれの立場によって、同じ事柄でも全然違って見えてきます。 読み終わった後は考えこんでしまうような深みのある作品ですよ。 読み手の心を揺さぶる究極の愛 『嘘 Love Lies』 『』 新潮社 中学で知り合った秀俊、美月、亮介、陽菜乃は男女4人の仲良しグループだった。 ところが、恐ろしい事件をきっかけに重大な秘密を共有することになる。 多感な中学生の頃に遭遇した事件をきっかけに、男女4人がトラウマを抱えながら人生を歩んでいく物語。 バイオレンスやレガシーが重なり合ったアウトローな世界が描かれます。 恋愛小説を得意としている村山さんですが、本作はそのイメージを一変する重さがあります。 大切な人を守るための「嘘」、愛の一部として描かれた「嘘」。 これらも本作の魅力です。 社会派エンターテインメント 『風は西から』 『』 幻冬舎 食品メーカーに勤める千秋は、居酒屋チェーンで店長になった恋人の健介が自ら命を絶ったことに対し自分を責めていた。 悲しみにくれるなか、千秋は健介の自殺の原因は「労災」ではないかと疑いはじめる。 本書もまた、村山さんの新境地と言える作品で、ブラック企業や過労死を題材とした社会派エンターテインメント。 実際の過労自死事件がモデルだそうですが、もちろん人物設定などはフィクションです。 働き方改革が叫ばれる昨今、理不尽な日本社会のあり方を考えさせられる作品と言えます。 とにかく読んでいて胸が苦しくなってきますが、恋人のために戦う千秋を応援せずにはいられません。 さまざまな愛の形が描かれる 『遥かなる水の音』 『』 集英社 パリに住んでいる緋沙子は、弟である周の遺言を実行するため、周の同居人だったゲイの男・周の親友だったカップルとともに、モロッコのサハラ砂漠へ行くことに。 それは本作が単なるロードノベルでなく、それぞれの恋愛を描いた作品だからかもしれません。 登場人物が抱える愛はすべて異なるもので、愛にはさまざまな形があることを再確認できます。 最大の魅力は、読者が一緒に旅をしている感覚になれること。 主人公たちとモロッコの旅をともにし、愛について考えてみてはいかがでしょうか。 アメリカが舞台の長編作品 『翼 cry for the moon』 『』 集英社 アメリカのボストンで育った真冬は、父の自殺、母からの虐待、学校でのいじめなどによって心に深い傷を抱えていた。 恋人ラリーとともにやっと新たな人生を歩もうとしたとき、またしても真冬に過酷な運命が襲いかかる。 そんなイメージを想像できる作品です。 描かれている自然の描写が美しく、真冬の心理描写も非常に繊細に描かれています。 児童虐待や人種差別などの多様な問題が織り交ぜられた本作。 考えさせられる内容も多いです。 さまざまな苦悩を乗り越え、懸命に人生を生きようとする真冬の姿に勇気をもらえます。 自分の恋人が、兄の恋人に…… 『すべての雲は銀の… Silver Lining』 『』 講談社 恋人の由美子を奪ったのは、こともあろうに実の兄だった。 失恋した祐介は大学を休学し、逃げるように信州菅平のペンションで働くことに。 村山さんの巧みな人物描写、心理描写が光る作品です。 派手な展開やどんでん返しなどはありません。 しかし、随所に村山さんらしい「心に突き刺さる言葉」がちりばめられているのが特徴です。 傷を負った人たちとの触れあいのなかで、祐介が出した答えとは……? 小説の中に「色」が見える 『野生の風』 『』 集英社 ベルリンの壁崩壊の夜に出会ったカメラマンの一馬と、染織家の飛鳥。 2人はアフリカのケニアで運命的に再会し、恋に落ちていく。 アフリカを舞台に男女の心を奥深くまで描いた恋愛小説。 「運命の出会いって本当にあるのかも」と思わせてくれる作品です。 飛鳥が染織家ということもあり、村山さん特有の心理描写だけでなく、さまざまな場面で「色」を感じられるのが特徴。 見たことのないアフリカの景色や染め物の色が見えるようで、小説なのに登場人物が生きる世界を鮮明に感じとることができます。 心揺さぶられる恋愛を堪能してくださいね。 透明感のある文章を愉しんで 村山さんの描く恋愛はストレートなものが多く、共感できるものがたくさんあるはず。 また、恋愛小説でなくても村山さんのセンスが光ります。 ぜひ、その透明感ある文章をお愉しみください。 【おすすめ記事】 恋愛小説が好きにおすすめ、恋愛小説100選。

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