艦これ提督死亡。 【艦これSS】提督「敵の襲撃ついでに俺が死んだことにする?」【長門】

提督「艦娘の泣き顔が見たい!!」

艦これ提督死亡

vip2ch. 31 ID:2Z7RriEM0 妖精「今から俺の維持に従えば助かる、といったらどうかね?」 提督「それは……本当なのか?」 妖精「ああ、どうする?時間がないぞ」 提督「わ、わかった。 35 ID:2Z7RriEM0 妖精「あ、やっぱ無理。 36 ID:2Z7RriEM0 妖精『まぁそこは中間地点みたいなもんだ』 提督「それで、まさか俺に過去をさかのぼって死の原因から潰せってことか?」 妖精『そういうことになるな』 提督「だがガンなんてどう阻止すればいいんだ?俺の生活習慣とかが関わった自然発生的なものなんて……」 妖精『お前のガンは自然的なものじゃない。 86 ID:2Z7RriEM0 妖精「大本営の仕業だ」 提督「大本営が俺を……!?俺はやましいことなんて何も……」 妖精「胸に手を当ててよく思い出せ。 56 ID:2Z7RriEM0 提督「ホモセックスをさせようとしたんだ」 妖精「あのさぁ……」 提督「俺はノンケだ。 掘られるなんて冗談じゃない」 妖精「それじゃあ原因は分かったし止めに行くか」 提督「俺が反逆を企てたのはだいぶ昔だぞ?一体どこまで過去をさかのぼるんだ?」 妖精「何も企てた瞬間にさかのぼるわけじゃない。 15 ID:2Z7RriEM0 提督「憲兵とのホモセックスを断ったことがあったんだ。 もしかしたらその時に……」 妖精「確信犯じゃねーか。 24 ID:2Z7RriEM0 提督「憲兵から愛の告白を受けたんだ」 妖精「もう結ばれちまえよ」 提督「ノンケだって言ってんだろ!」 妖精「てかさ、その憲兵のホモセックス断ってばれたんなら憲兵かなり上の人物なんじゃないの?」 提督「そういえばそうだな……だがあの憲兵、断った時に悲しい顔するだけでとても通報するような奴ではないと思ったが……」 妖精「上位の憲兵には護衛に艦娘がつくことがある。 77 ID:2Z7RriEM0 提督「白露型1番艦の白露だったか」 妖精「あのいっちばーんとやかましい女か」 提督「ん?待てよ……白露は確か俺に常々敵意の視線を向けていた。 63 ID:2Z7RriEM0 提督「まず俺は大本営からホモセックスをせよという命令を受けた」 提督「当然俺はこれを曖昧にしたまま断り続けていた」 提督「だがある日あの憲兵が俺のことを訪ねてきたんだ」 提督「どこかで俺の不信感に気が付いていたんだろうな……あいつとは長い付き合いだったから」 提督「そしてあいつは言った『俺とホモセックスしてくれ!』と」 提督「あの時は意味が分からなかった。 だがあいつは俺のことを助けようとしていたのかもしれない」 提督「大本営のホモセックス命令は一回きりだ。 97 ID:2Z7RriEM0 提督「アイツは俺の強い拒絶に首を横に振った」 憲兵『分かった。 他の方法もあるかもしれない。 諦めずに探そう』 提督「そこでこの件は終わりに見えた……しかし不確定要素があったんだ」 妖精「まさか……」 提督「そう、白露だ。 あの日憲兵は護衛を連れてきていないと言った」 妖精「騙されたってのか?」 提督「いや、あの眼はうそをついてるようには見えなかった」 妖精「なら白露の単独行動だったってことか」 提督「憲兵に恋慕していた白露からしたら俺は邪魔な存在だ。 嬉々としてこの事態を報告しただろう」 妖精「愛の告白は?」 提督「それも憲兵なりのごまかしだったんだろう。 03 ID:2Z7RriEM0 妖精「それでホモセックスを断ったことがバレ、反逆の意思を見せたお前はしょっぴかれるという結末か……」 提督「なんてこった……」 妖精「だがこれでハッキリしたな。 その白露を潰せば解決だ」 提督「……それは出来ない」 妖精「なんで」 提督「憲兵は確かに俺にホモセックスを申し出た。 だがそれは嘘。 アイツだってノンケだ」 妖精「…………」 提督「それにな、憲兵は白露といつか結ばれたいと言っていたんだ。 49 ID:2Z7RriEM0 妖精「……どうするんだ?」 提督「……俺があの時ホモセックスを断らなかったらこんなことにはならなかった」 妖精「なら申し出を受ければいいじゃないか。 少なくとも命は助かる」 提督「駄目だ。 憲兵を、俺が汚す訳にはいかない」 妖精「じゃあ……!」 提督「もういい、もういいんだ。 23 ID:2Z7RriEM0 提督「俺がこのまま死ねば何も問題は起きずに終わる」 提督「憲兵だって仕事で俺に申し出たんだ。 白露が暴露したのも含めてアイツに危害が及ぶこともない」 妖精「……そうか」 提督「悪いな。 こんな大それたことまでやらしちまって」 妖精「……本当だよ。 俺が、馬鹿みたいじゃないか……」 提督「そう悲しむなって。 胃腸ガンならあと少しだけ生きれる」 提督「放っておいても大本営に殺される未来だ。 死ぬまでにやりたいことやろうや」 提督「な?顔、上げてくれよ。 お前が、そんな顔してたら、俺まで泣きそうになるじゃないか」 妖精「ああ……ああ……」 提督「……強く生きろよ、憲兵。 ありがとうな」 提督「そして妖精。 70 ID:2Z7RriEM0 ………… …… 妖精「数か月後、提督は死んだ」 妖精「アイツは死ぬまでの間、一番輝いていた」 妖精「本当に楽しそうに、影の無い顔でな」 妖精「憲兵は白露とケッコンしたそうだ。 提督の死には誰よりも悲しんでいた」 妖精「本音を言うと白露の奴は俺がぶち殺してやりたい。 だが提督との約束だ、それは出来ない」 妖精「白露のしたことは誰にも言わなければ憲兵と幸せに暮らすだけの未来になる。 63 ID:2Z7RriEM0 金剛「ヘーイ妖精!準備できたネ!」 加賀「今こそ提督の仇を討つ時」 島風「私が攪乱するね!」 大和「この主砲、全ての怒りをぶつけます」 北上「許せないよね~。 さすがの私もぷっつんだわ。 40 ID:2Z7RriEM0 妖精「行くぞ。 これは弔い合戦だ」 妖精「だが決して憲兵と白露のことだけは漏らすな。 35 ID:yORrkEo1o 乙 いい話ネー 知ってました?DMM GAMESに無料登録するだけで500円分のポイントがもらえます やり方 1. DMM GAMESのを行う 2. DMMにクレジットカードの情報を登録する 3. にアクセスして「初回無料500pt取得はこちら」のボタンをクリックする まだ艦これ、やってないの? 艦これはDMM GAMESから配信されているゲームで、アニメ化もされた有名タイトルです。 アニメで初めて知った人も多く、まだゲームをやったことがない人も多いと思います。 DMM GAMESのにアクセスします。 アクセスしたら、「 今すぐ出撃」をクリック。 DMMアカウントをまだ持っていない人は、を行います。 既にDMMアカウントを持っている人はログインして、DMM GAMESのを行います。 DMM GAMESアカウント登録画面 ニックネーム、性別、生年月日を入力したら、「 登録してゲームを開始する」をクリックして登録完了です! スマホ版 艦これの始め方 艦これは実は、スマホ(Android)でもプレイすることができるんです。 PC版とデータ連動しているので、PCとスマホ、両方で楽しむことができます。 DMMゲームズのアカウントが未登録の場合、を行う。 DMMゲームズストアのアプリをダウンロードします。 DMMGAMESストアのアプリを起動、艦これのアプリを検索、ここからダウンロードします。 カテゴリー• 783• 304• 125• 223• 139• 121• 187• 258• 483• 3 アーカイブ• メタ情報•

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【艦これSS】提督「敵の襲撃ついでに俺が死んだことにする?」【長門】

艦これ提督死亡

vip2ch. 31 ID:2Z7RriEM0 妖精「今から俺の維持に従えば助かる、といったらどうかね?」 提督「それは……本当なのか?」 妖精「ああ、どうする?時間がないぞ」 提督「わ、わかった。 35 ID:2Z7RriEM0 妖精「あ、やっぱ無理。 36 ID:2Z7RriEM0 妖精『まぁそこは中間地点みたいなもんだ』 提督「それで、まさか俺に過去をさかのぼって死の原因から潰せってことか?」 妖精『そういうことになるな』 提督「だがガンなんてどう阻止すればいいんだ?俺の生活習慣とかが関わった自然発生的なものなんて……」 妖精『お前のガンは自然的なものじゃない。 86 ID:2Z7RriEM0 妖精「大本営の仕業だ」 提督「大本営が俺を……!?俺はやましいことなんて何も……」 妖精「胸に手を当ててよく思い出せ。 56 ID:2Z7RriEM0 提督「ホモセックスをさせようとしたんだ」 妖精「あのさぁ……」 提督「俺はノンケだ。 掘られるなんて冗談じゃない」 妖精「それじゃあ原因は分かったし止めに行くか」 提督「俺が反逆を企てたのはだいぶ昔だぞ?一体どこまで過去をさかのぼるんだ?」 妖精「何も企てた瞬間にさかのぼるわけじゃない。 15 ID:2Z7RriEM0 提督「憲兵とのホモセックスを断ったことがあったんだ。 もしかしたらその時に……」 妖精「確信犯じゃねーか。 24 ID:2Z7RriEM0 提督「憲兵から愛の告白を受けたんだ」 妖精「もう結ばれちまえよ」 提督「ノンケだって言ってんだろ!」 妖精「てかさ、その憲兵のホモセックス断ってばれたんなら憲兵かなり上の人物なんじゃないの?」 提督「そういえばそうだな……だがあの憲兵、断った時に悲しい顔するだけでとても通報するような奴ではないと思ったが……」 妖精「上位の憲兵には護衛に艦娘がつくことがある。 77 ID:2Z7RriEM0 提督「白露型1番艦の白露だったか」 妖精「あのいっちばーんとやかましい女か」 提督「ん?待てよ……白露は確か俺に常々敵意の視線を向けていた。 63 ID:2Z7RriEM0 提督「まず俺は大本営からホモセックスをせよという命令を受けた」 提督「当然俺はこれを曖昧にしたまま断り続けていた」 提督「だがある日あの憲兵が俺のことを訪ねてきたんだ」 提督「どこかで俺の不信感に気が付いていたんだろうな……あいつとは長い付き合いだったから」 提督「そしてあいつは言った『俺とホモセックスしてくれ!』と」 提督「あの時は意味が分からなかった。 だがあいつは俺のことを助けようとしていたのかもしれない」 提督「大本営のホモセックス命令は一回きりだ。 97 ID:2Z7RriEM0 提督「アイツは俺の強い拒絶に首を横に振った」 憲兵『分かった。 他の方法もあるかもしれない。 諦めずに探そう』 提督「そこでこの件は終わりに見えた……しかし不確定要素があったんだ」 妖精「まさか……」 提督「そう、白露だ。 あの日憲兵は護衛を連れてきていないと言った」 妖精「騙されたってのか?」 提督「いや、あの眼はうそをついてるようには見えなかった」 妖精「なら白露の単独行動だったってことか」 提督「憲兵に恋慕していた白露からしたら俺は邪魔な存在だ。 嬉々としてこの事態を報告しただろう」 妖精「愛の告白は?」 提督「それも憲兵なりのごまかしだったんだろう。 03 ID:2Z7RriEM0 妖精「それでホモセックスを断ったことがバレ、反逆の意思を見せたお前はしょっぴかれるという結末か……」 提督「なんてこった……」 妖精「だがこれでハッキリしたな。 その白露を潰せば解決だ」 提督「……それは出来ない」 妖精「なんで」 提督「憲兵は確かに俺にホモセックスを申し出た。 だがそれは嘘。 アイツだってノンケだ」 妖精「…………」 提督「それにな、憲兵は白露といつか結ばれたいと言っていたんだ。 49 ID:2Z7RriEM0 妖精「……どうするんだ?」 提督「……俺があの時ホモセックスを断らなかったらこんなことにはならなかった」 妖精「なら申し出を受ければいいじゃないか。 少なくとも命は助かる」 提督「駄目だ。 憲兵を、俺が汚す訳にはいかない」 妖精「じゃあ……!」 提督「もういい、もういいんだ。 23 ID:2Z7RriEM0 提督「俺がこのまま死ねば何も問題は起きずに終わる」 提督「憲兵だって仕事で俺に申し出たんだ。 白露が暴露したのも含めてアイツに危害が及ぶこともない」 妖精「……そうか」 提督「悪いな。 こんな大それたことまでやらしちまって」 妖精「……本当だよ。 俺が、馬鹿みたいじゃないか……」 提督「そう悲しむなって。 胃腸ガンならあと少しだけ生きれる」 提督「放っておいても大本営に殺される未来だ。 死ぬまでにやりたいことやろうや」 提督「な?顔、上げてくれよ。 お前が、そんな顔してたら、俺まで泣きそうになるじゃないか」 妖精「ああ……ああ……」 提督「……強く生きろよ、憲兵。 ありがとうな」 提督「そして妖精。 70 ID:2Z7RriEM0 ………… …… 妖精「数か月後、提督は死んだ」 妖精「アイツは死ぬまでの間、一番輝いていた」 妖精「本当に楽しそうに、影の無い顔でな」 妖精「憲兵は白露とケッコンしたそうだ。 提督の死には誰よりも悲しんでいた」 妖精「本音を言うと白露の奴は俺がぶち殺してやりたい。 だが提督との約束だ、それは出来ない」 妖精「白露のしたことは誰にも言わなければ憲兵と幸せに暮らすだけの未来になる。 63 ID:2Z7RriEM0 金剛「ヘーイ妖精!準備できたネ!」 加賀「今こそ提督の仇を討つ時」 島風「私が攪乱するね!」 大和「この主砲、全ての怒りをぶつけます」 北上「許せないよね~。 さすがの私もぷっつんだわ。 40 ID:2Z7RriEM0 妖精「行くぞ。 これは弔い合戦だ」 妖精「だが決して憲兵と白露のことだけは漏らすな。 35 ID:yORrkEo1o 乙 いい話ネー 知ってました?DMM GAMESに無料登録するだけで500円分のポイントがもらえます やり方 1. DMM GAMESのを行う 2. DMMにクレジットカードの情報を登録する 3. にアクセスして「初回無料500pt取得はこちら」のボタンをクリックする まだ艦これ、やってないの? 艦これはDMM GAMESから配信されているゲームで、アニメ化もされた有名タイトルです。 アニメで初めて知った人も多く、まだゲームをやったことがない人も多いと思います。 DMM GAMESのにアクセスします。 アクセスしたら、「 今すぐ出撃」をクリック。 DMMアカウントをまだ持っていない人は、を行います。 既にDMMアカウントを持っている人はログインして、DMM GAMESのを行います。 DMM GAMESアカウント登録画面 ニックネーム、性別、生年月日を入力したら、「 登録してゲームを開始する」をクリックして登録完了です! スマホ版 艦これの始め方 艦これは実は、スマホ(Android)でもプレイすることができるんです。 PC版とデータ連動しているので、PCとスマホ、両方で楽しむことができます。 DMMゲームズのアカウントが未登録の場合、を行う。 DMMゲームズストアのアプリをダウンロードします。 DMMGAMESストアのアプリを起動、艦これのアプリを検索、ここからダウンロードします。 カテゴリー• 783• 304• 125• 223• 139• 121• 187• 258• 483• 3 アーカイブ• メタ情報•

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提督「艦娘の泣き顔が見たい!!」

艦これ提督死亡

提督であったその黒い金属の怪物は恨みを晴らすかのようにその凶悪な爪を扶桑に振り下ろそうとする。 その瞬間、その胸は爆発した。 大和の砲撃がその胸板の厚い装甲を砕いたのだ。 「ぐああああああああああ!!!」 「大和辞めて!!」 扶桑は泣き叫ぶ。 だが撃った大和も泣いていた。 自分が彼をこんな姿にしてしまったことを彼女自身が一番後悔していたのだ。 理由もわからず、知らぬ間に傷つけたことを…… 「ヤアアアマアアアアアトオオオオオオオオ!!!!」 怒りの形相で大和を睨みつける提督の顔。 「オカシイナ、我々ノ改造デトックニ感情ハナクナッタハズナノニナ。 マァイイ、コロセスクラップゴースト!!」 「ヤアアアマアアアアアトオオオオオオオオ!!!!」 獣のように雄叫びをあげるとそれは彼女に向かって飛びかかる。 だが胸の装甲は砕け中の基盤が既に丸見えになっている。 そこから燃料や体液が漏れ出す。 そしてそれが爪を振り上げた瞬間、 一斉に攻撃が放たれた。 爆発と炎に焼かれていく。 顔のマスクは全て砕け落ち提督の顔が露わになる。 傷や義眼以外は何も変わっていないその顔。 砲撃の嵐で苦しみながら血を吐いていく。 「みんなやめてええええええ!! どうして!! 提督は何も悪いことしてないのに!! やめてええええええ!!!」 目の光がなくなった提督が崩れ落ちる。 「フ……、ソウ………」 「提督、提督!! 嫌です、逝かないで!! 起きてください!! 一緒に帰りましょう!!」 「なんで……、俺は……、2回も艦娘に……殺されなきゃいけないんだ……」 「提督……」 「何が提督だ。 俺は何もしていないのに……、 こんな仕打ちばかりしやがって!! 大和も金剛も榛名も、鈴谷も長門も扶桑も みんなみんな、 大っ嫌いだあああああああああ!!!」 「提……提督…、 扶桑は提督の味方です……」 「全員恨んでやる、てめえらに殺されるくらいなら自分で自分を殺す!! お前らが生き続ける限り恨み続けてやる!! フハハハハ…… ギャハハハハハハハハハハハハハ!!! アーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!」 提督は起き上がると右腕で自分の左胸の装甲を引き剥がし左腕をその中に無理やり突っ込む。 そこからエネルギータンクのような物を引きずり出すとそれを思い切り握りつぶした。 強烈な光とともに彼の体は弾けとび金属破片や肉片が辺りに飛び散る。 真っ赤な血の雨が彼女たちを濡らすと扶桑の足元にあの寄せ集めのガラクタのような巨大な右腕が流れてくる。 「イヤアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」 [newpage] それから扶桑は第1艦隊の旗艦を辞退し、ずっと部屋にこもり続けた。 毎日狂ったように明るく機械の右腕に話しかけている。 「提督、いい天気ですね。 えっ? 今日はデートに行きましょうって? 嬉しいです。 もう扶桑は不幸艦じゃありませんね。 愛してますわ提督…」 壊れてしまった扶桑を山城は毎日看病し続けた。 掃除で提督だった右腕を押し入れにしまえば提督がいなくなったと狂ったように泣き叫び、食事の時にも腕の分の食事がなければ彼女は山城に暴力を振るうほどだった。 後任の提督は前提督翔真の1番の親友であり特に心配することはなかった。 ただ1つを除いて…… 「提督に今日の作戦の報告書を渡してきますね」 「山城? 提督はここにいるじゃない」 「あの……、お姉様……、提督はあの…」 「今すぐ提督に渡しなさい」 「その……、えっと」 山城の報告書を無理やり奪い取ろうと光を失った目で扶桑が這い寄る。 すると長門が部屋に入ってきた。 「扶桑、忘れたのか? 提督は怪我したお前と一緒にいるためにお前が元気になるまで提督の任を降りたじゃないか……」 「そうでしたね……、 ごめんね山城……、提督代理に渡しに行ってきなさい」 「はい……」 山城と長門は部屋を出た。 「もう、私達にはどうにもできない」 「はい……」 「あの時砲撃をしなければ皆が死んでいた。 それでもこうなることも予想はできていたはずだ」 「はい……」 「みんなで彼女を支えるんだ」 山城は下唇を噛み締めたまま泣いていた。 [newpage] 根気強く山城も扶桑の看病をしていた。 だが彼女にも限界が来ていた。 「姉様いい加減にしてください……」 「山城?」 「提督は……、槇原 翔真さんは……、 死んだんです!!!」 「いるじゃない……、ここに……」 「これのどこが彼なんですか!!」 山城は扶桑が提督と呼ぶガラクタを持ち上げる。 錆びついた右腕の形をしたスクラップ…… 「返して!! 提督を返して!!」 「現実を見てください!!!」 山城は窓を開けるとそれを遠くに投げ飛ばす。 それは闇夜の海に落ちると流されていった。 「姉様……、元に戻って……」 「あなた達は……3度も私の愛する人を殺すなんて………」 「姉様……」 「みんな敵です!! 提督を殺す人はみんな敵なんです!! 全員沈んでしまえ!!!」 扶桑は部屋を飛び出す。 闇夜の海を行く扶桑。 だいぶ沖の方まで来てしまっていた。 遠くの方の海面に漂う何かがあった。 山城に流された右腕だった。 「いた!! 提督……、提督!!」 扶桑はそれを拾い上げると愛おしそうにそれを抱きしめる。 「提督……、これから、ずっと一緒ですよ」 扶桑は気づいていた。 自分の周りに深海棲艦が近づいている事に。 彼女にとって最早それはもうどうでもよかった…… 彼女だって提督がもうこの世にいないのはわかっていた。 だからこそもうすぐ彼に会いに行けることが嬉しくてたまらなかった。 「生まれ変わっても一緒になりましょうね…、提督……」 扶桑は一斉砲撃を受け炎を上げて沈んでいく。 激痛と炎の暑さで苦しかったであろう、 だが、彼女は沈むその時まで 満面の笑顔だった 意識が薄れるその時まで 彼女の前には優しかったあの時の提督がいたのだ。 [newpage] 暗い闇の中に二人の影があった。 深海棲艦の戦艦水鬼とあのスクラップゴーストがいた。 「アイシテルヨフソウ」 「嬉シイワ、提督…」 「アイシテルヨフソウ」 「ズットズット一緒デスヨ」 それを見つめる戦艦棲姫とヲ級がいた。 「棲姫ヨ、放ッテオイテイイノカ?」 「構ワナイ、シッカリ任務ヲ遂行シテクレレバナ」 「ソウカ……」 「滑稽ナモノダ。 アレハスクラップゴーストヲ作ッタ際ニ出来タ予備パーツデ組ミ合ワセテ作ッタダケノ人形。 アノガラクタニアノ男ノ記憶モ意思モアリヤシナイ。 ソレデモ奴ハアレヲ愛シテイタ男ト思ッテイル…… 無様ナ物ダナ」 かつて扶桑だった水鬼をあざ笑う棲姫、それを悲しそうにヲ級を見つめていた。 「アレガ、愛ナノカ………、 コンナニ悲シイモノダッタノカ……」 「フソウ……」 「提督……」 「ズット一緒ニイヨウナ……」 「ハイ、一緒ニイマショウ……、 コノ世ガ深ク寂シイ深海ニ沈ンデモ ズット……ズット一緒ニイマショウネ……… ナニガアッテモ アイシテイマスヨ………」.

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